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旭塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旭塚古墳
所在地 兵庫県芦屋市山芦屋町23-2
形状 多角形墳
出土品 土師器須恵器耳環
築造時期 飛鳥時代7世紀中頃)
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旭塚古墳(あさひづかこふん)は、兵庫県芦屋市山芦屋町にある古墳

概要

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芦屋市西部を流れる芦屋川右岸の鷹尾山(城山)の南麓斜面、標高77メートル前後、山芦屋古墳の東約100メートルのところに立地する[1][2]。この古墳は飛鳥時代7世紀中頃)に築造された[3]。墳丘は多角形で周りには貼石がされている[3]。埋葬施設は横穴式石室となっており、石室の大部分が六甲花崗岩で構築されている[1][2]。芦屋川右岸、城山の山麓部から山腹急斜面にかけて分布する城山・三条古墳群中の一墳である[2][3]。2007年(平成19年)に発掘調査が実施されている。

埋葬施設

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埋葬施設は両袖式の横穴式石室で、南方に開口する。石室の規模は次の通り。

  • 石室全長:9.8メートル
  • 玄室:長さ4.1メートル、幅2.1メートル
  • 羨道:長さ5.7メートル、幅1.6メートル
  • 残存高:2.1メートル

主な出土品

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  • 土師器
  • 須恵器
  • 耳環

脚注

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  1. ^ a b 芦屋市教育委員会 『芦屋の生活文化史―民俗と史跡をたずねて―』 1979年
  2. ^ a b c 芦屋市教育委員会 『旭塚古墳 城山古墳群発掘調査報告書』 2009年
  3. ^ a b c 芦屋市教育委員会 『芦屋の文化財ハンドブック』 2015年

参考文献

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  • 芦屋市教育委員会 『芦屋の生活文化史―民俗と史跡をたずねて―』 1979年
  • 芦屋市教育委員会 『旭塚古墳 城山古墳群発掘調査報告書』 2009年
  • 芦屋市教育委員会 『芦屋の文化財ハンドブック』 2015年