肥前旭駅
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(旭信号所から転送)
肥前旭駅 | |
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駅舎(2017年4月) | |
ひぜんあさひ Hizen-Asahi | |
◄JB15 鳥栖 (3.6 km) (3.5 km) 久留米 JB17► | |
所在地 | 佐賀県鳥栖市儀徳町[2] |
駅番号 | JB 16 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州)[1] |
所属路線 | ■鹿児島本線[1] |
キロ程 | 110.4 km(門司港起点) |
電報略号 | サヒ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
617人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)6月7日[2] |
備考 | 無人駅[1] |
肥前旭駅(ひぜんあさひえき)は、佐賀県鳥栖市儀徳町(ぎとくまち)にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[2]。駅番号はJB16。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1928年(昭和3年)12月23日:旭信号所として鉄道省が開設[2][3]。
- 1934年(昭和9年)6月7日:肥前旭駅に昇格[2]。
- 1974年(昭和49年)3月5日:業務委託駅化[4][5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。無人駅化[7][8](その後、駅員再配置)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[9]。
- 2000年(平成12年)10月14日:自動改札機を設置し、供用開始[10]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[11]。
- 2015年(平成27年)3月14日:再度無人駅化[1]。
駅名の由来
[編集]駅名の由来は、鳥栖市が発足する以前に当駅があった村の村名(佐賀県三養基郡旭村)である。
開業時、既に土讃線に旭駅が設けられていたことから「肥前旭駅」と命名された。なお、総武本線旭駅は「旭町駅」として開業した後、1959年(昭和34年)10月1日に旭駅へ改称した。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。下り方向に向かって右側に駅舎がある。
無人駅化に伴い自動改札機は撤去された。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱う。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 鹿児島本線 | 下り | 久留米・大牟田方面 | 一部久大本線直通あり |
2 | 上り | 博多・小倉方面 |
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ホーム(2017年4月、奥は久留米方面)
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ホーム(2017年4月、奥は鳥栖方面)
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跨線橋からの眺め(2017年4月)
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駅名標(2017年4月、太陽のイラスト)
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駅名標(2017年4月、サクラの木のイラスト)
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
1998年 | 564 | 1,143 |
1999年 | 553 | 1,107 |
2000年 | 561 | 1,117 |
2001年 | 534 | 1,084 |
2002年 | 518 | 1,045 |
2003年 | 512 | 1,032 |
2004年 | 503 | 1,008 |
2005年 | 528 | 1,057 |
2006年 | 553 | 1,114 |
2007年 | 571 | 1,140 |
2008年 | 606 | 1,218 |
2009年 | 601 | 1,206 |
2010年 | 610 | 1,220 |
2011年 | 639 | 1,280 |
2012年 | 630 | 1,263 |
2013年 | 620 | 1,234 |
2014年 | 623 | 1,233 |
2015年 | 644 | 1,261 |
2016年 | 650 | 1,279 |
2017年 | 676 | |
2018年 | 713 | |
2019年 | 740 | |
2020年 | 578 |
駅周辺
[編集]駅周辺は国道や主要地方道から遠く離れているため大規模な商業施設もなく、田畑が広がっているが、福岡市や久留米市に近いため、近年では新しい住宅の建設が進められベッドタウン化が進行している[2]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 小原擁(2015年3月7日). “JR九州:無人化、新たに20駅発表”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、20頁。
- ^ 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年、231頁。
- ^ 「第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と」『交通新聞』交通協力会、1974年2月21日、1面。
- ^ 「きょうから第五次営近実施へ 門鉄」『交通新聞』交通協力会、1974年3月5日、1面。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、680頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅」『交通新聞』交通協力会、1984年1月24日、1面。
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年、181頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8。
- ^ 『交通新聞』交通新聞社、2009年3月3日、1面。
- ^ 駅別乗車人員(2020年度)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 肥前旭駅(駅情報) - 九州旅客鉄道