日野水口有料道路
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一般国道 | |
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日野水口グリーンバイパス | |
国道307号バイパス | |
総延長 | 7.0 km |
開通年 | 1980年 |
起点 | 滋賀県蒲生郡日野町日田 |
終点 | 滋賀県甲賀市水口町水口 |
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日野水口有料道路(ひのみなくちゆうりょうどうろ)は、起点を滋賀県蒲生郡日野町日田、終点を甲賀市水口町水口とするかつての有料道路である。
国道307号のバイパスであり、日野水口グリーンバイパスの愛称がある[1]。
1980年(昭和55年)10月5日に開通し[2]、2010年(平成22年)10月5日に無料開放された[3]。
歴史・概要
[編集]滋賀県道路公社が管理する国道307号のバイパス(有料道路)として、1980年(昭和55年)10月5日に開通した[2]。
現道を経由する場合と比べて11分ほどの所要時間短縮、水口町(当時)での大型車通行規制の解消が効果として現れた[4]。
2001年(平成13年)度実績の利用が計画の約40%に留まるなど利用が低迷し[5]、その後も減少傾向が続いたことから建設時の債務を全額償還することが困難となり[6]、2005年(平成17年)には料金徴収期間が満了する2010年(平成22年)度の時点で建設費の債務のうち約11億円が残る見込みとされた[7]。
そのため、2006年(平成18年)3月に滋賀県の包括外部監査人公認会計士が早期無料化が妥当との監査結果を報告したが[8]、結局無料化は2010年(平成22年)10月5日となった[3]。
管理は、近江鉄道に委託されている。
路線データ
[編集]- 路線名 : 国道307号[3]
- 起点 : 滋賀県蒲生郡日野町日田[4]
- 終点 : 滋賀県甲賀市水口町水口[4]
- 延長 : 7.0km[4]
- 幅員:8.0m[4]
- 事業費 : 約28億円[4]
- 料金徴収期間 : 30年間
- 無料開放 : 2010年(平成22年)10月5日[3]
有料当時の通行料金
[編集]車種 | 料金 |
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軽自動車等 | 150円 |
普通車 | 200円 |
大型車(1) | 310円 |
大型車(2) | 730円 |
軽車両等 | 20円 |
※ 歩行者・自転車無料
料金徴収時間は5時-22時で左記以外の時間帯は無料開放していた。
脚注
[編集]- ^ “通行車両500万台を突破 運転手に記念品 日野水口グリーンバイパス”. 京都新聞(京都新聞社). (1989年12月17日)
- ^ a b “土山茶を通行車に贈り祝う 日野水口道路の開通10周年”. 京都新聞(京都新聞社). (1990年10月6日)
- ^ a b c d “日野水口道が無料化 10月5日から国道307号に”. 読売新聞(読売新聞社). (2010年5月22日)
- ^ a b c d e f 全日本建設技術協会滋賀県支部・滋賀県建設技術協会・滋賀県特別会員支会 (2013-03) (PDF). 滋賀県土木百年表続編(昭和47年度~平成24年度). 滋賀県建設技術センター. p. 19
- ^ “「日野水口道路」値引き検討 県 利用低迷で実験 昨年度実績 計画の4割 来年度約1ヵ月減収分は補てん”. 京都新聞(京都新聞社). (2002年12月10日)
- ^ “債務全額償還は困難 2010年度期限内 日野水口有料道路 交通量、減少の一途”. 京都新聞(京都新聞社). (2003年3月5日)
- ^ “未返済金11億円 日野水口有料道路 県試算 10年度の無料開放時”. 京都新聞(京都新聞社). (2005年10月4日)
- ^ “「早期無料化努力が妥当」日野水口有料道 建設費11億円の未返済問題 外部監査人結果まとめ”. 京都新聞(京都新聞社). (2006年3月23日)