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日経エデュケーションチャレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日経エデュケーションチャレンジ(にっけいエデュケーションチャレンジ)は、日本経済新聞社2001年より東京都内で開催している高校生対象のイベントである。

概要

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米倉誠一郎一橋大学イノベーション研究センター長・教授が校長を務め、経済社会の動きやイノベーション事例を伝えることを目的としている(2001年~2004年まで「日経エデュケーションフォーラム」、2005年より現名称)。サブタイトルは「高校生のための社会スタディ」。

クレジットは以下の通りである。

講義

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米倉誠一郎校長による始業式・修了式(講演)がある。

始業式後、本イベントの協賛企業(年により異なる)の社員が講師となって、働く現場の第一線の様子や講師自身の社会経験を語ることで「働くこととは何か」について講義を行う(参加者は申し込み時に2社を1コースとした複数コースの中から参加したいコースを選ぶ)。

講義終了後には、参加者と講師による交流会の機会が設けられている。

レポートコンテスト

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参加者には、任意提出としてレポート課題が課される。テーマは年により異なるが、いずれもイノベーションに関連した内容である(例:2001年「イノベーションで未来をつくる」)。

審査のうえ優秀賞および佳作を選出し、優秀者のレポートは協賛企業の講義内容と共に毎年8月下旬~9月ごろ日本経済新聞紙上に「高校生のための社会スタディ広告特集」(企画・制作=日本経済新聞社クロスメディア営業局)の形で掲載される。過去の掲載紙面の詳細については、#参考文献を参照。

各年の内容

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2001年~2004年:「日経エデュケーションフォーラム」を“第○回フォーラム”
2005年~:「日経エデュケーションチャレンジ」を“チャレンジ○○○○”と表記している。

※協賛企業の社名表記は、参考文献に基づき各年開催当時のものである。

回数 日時 会場 協賛企業(50音順) 備考
第1回フォーラム 2001年10月14日(日) 東京ビッグサイト 旭化成ヘーベルハウスNECエプソン販売コナミ三共野村證券フリスキー吉野家ディー・アンド・シー
第2回フォーラム 2002年7月29日(月) EPSONクレディセゾン、コナミ、三共、JSATジョンソン・エンド・ジョンソン、野村證券、吉野家ディー・アンド・シー
第3回フォーラム 2003年7月28日(月) オデッセイコミュニケーションズ、クレディセゾン、日清ファルマ/ビイ・エス・ティ、野村證券、ノーリツ鋼機ブックオフコーポレーション吉野家ディー・アンド・シー (※1) ※1 フューチャーインスティテュートは協賛クレジットに無いが、講義あり
第4回フォーラム 2004年7月26日(月) アメリカンファミリー生命保険会社カシオ計算機、クレディセゾン、三共、JR東海積水化学工業、日清ファルマ/ビイ・エス・ティ、ネクストジャパン野村証券グループ、ノーリツ鋼機 学校教員対象「先生のための社会スタディ」同時開催
チャレンジ2005 2005年7月25日(月) 学術総合センター・一橋記念講堂 アメリカンファミリー生命保険会社、カシオ計算機、クレディセゾン、三共、積水化学工業、野村証券グループ
チャレンジ2006 2006年7月31日(月) アメリカンファミリー生命保険会社、積水化学工業、第一三共野村グループルネサス テクノロジロッテ 始業式にてiモード開発者・松永真理×米倉誠一郎校長による対談実施
チャレンジ2007 2007年7月31日(火) 秋葉原コンベンションホール アメリカンファミリー生命保険会社、積水化学工業、第一三共、ルネサス テクノロジ、野村グループ、ロッテ
チャレンジ2008 2008年7月28日(火) 六本木アカデミーヒルズ40 カシオ計算機、クラリオン、第一三共、ルネサス テクノロジ、ロッテ (※2) ※2 野村グループは協賛クレジットに無いが、講義あり
チャレンジ2009 2009年7月22日(水) クラリオン、第一三共、日本AEパワーシステムズ富士通ベルシステム24、ロッテ
チャレンジ2010 2010年7月29日(木) クラリオン、国際石油開発帝石住友ゴム工業、第一三共、日本AEパワーシステムズ、富士通

フォローアップシンポジウム

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上記「高校生のための社会スタディ」を受けて、2001年~2003年および2006年には教育関係者や父母を対象にしたフォローアップシンポジウムが開催された。

2001年

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2002年

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  • テーマ - “日本における社会教育の在り方”
  • 日時 - 2002年10月12日(土)
  • 会場 - 日経ホール[3]
  • 内容 - 「高校生のための社会スタディ」報告、パネルディスカッションほか

2003年

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  • テーマ - “教育を変える現実社会の力”
  • 日時 - 2003年9月27日(土)
  • 会場 - 日経ホール[3]
  • 内容 - 「高校生のための社会スタディ」報告(レポートコンテスト・表彰式合同討議)、パネルディスカッション
  • 外部リンク - Internet Archiveによる2003年12月16日付記録

2006年

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日本経済新聞創刊130周年記念 日経エデュケーションチャレンジシンポジウム」としての開催。

  • テーマ - “働くということ-大人は今、子供たちに何を語るのか?”
  • 日時 - 2006年10月28日(土)
  • 会場 - 学術総合センター・一橋記念講堂
  • 内容 - 特別講演(講師:田坂広志多摩大学大学院教授)、「高校生のための社会スタディ」参加者によるトークセッション、パネルディスカッション
  • 外部リンク - Internet Archiveによる2007年5月3日付記録

脚注

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  1. ^ かつて旧・経団連会館14階にあったホール。2009年4月に移転した新会館2階にも「経団連ホール」がある。
  2. ^ 当時。現・日本アイ・ビー・エム最高顧問
  3. ^ a b かつて旧・日本経済新聞社東京本社内に併設されていたホール。2009年4月に移転した新社屋3階~5階にも「日経ホール」がある。

参考文献

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以下すべて『日本経済新聞』

  • 2001年
    • 11月23日付朝刊、14版、8・12・16面、日経エデュケーションフォーラム広告特集 高校生の意識が変わる。日本の未来がここから変わる。
    • 11月24日付朝刊、11版、4・10・18・20面、日経エデュケーションフォーラム広告特集 高校生の意識が変わる。日本の未来がここから変わる。
    • 11月25日付朝刊、14版、8面、日経エデュケーションフォーラム広告特集 高校生の意識が変わる。日本の未来がここから変わる。
  • 2002年
    • 8月31日付朝刊、14版、4・6・10・36面、高校生の意識が変わる。日本の未来がここから変わる。 日経エデュケーションフォーラム広告特集
    • 9月1日付朝刊、14版、4・6・12・14・16面、高校生の意識が変わる。日本の未来がここから変わる。 日経エデュケーションフォーラム広告特集
  • 2003年9月7日付朝刊、14版、4・6・8・12・14・22・30・35面、日経エデュケーションフォーラム広告特集
  • 2004年
    • 9月4日付朝刊、13版、10・12・20・22・28面、日経エデュケーションフォーラム広告特集
    • 9月5日付朝刊、12版、6・8・14・16・18・22面、日経エデュケーションフォーラム広告特集
  • 2005年9月4日付朝刊、14版、4・6・8・14・16・22・26面、日経エデュケーションチャレンジ広告特集 -高校生のための社会スタディ-
  • 2006年9月3日付朝刊、14版、8・14・16・22・26・30・34面、日経エデュケーションチャレンジ広告特集 -高校生のための社会スタディ-
  • 2007年9月2日付朝刊、14版、6・8・14・16・22・26・32面、高校生のための社会スタディ広告特集 働くということ~これが仕事だ!と思った瞬間
  • 2008年8月31日付朝刊、14版、4・6・10・12・14・18・19面、未来をつくる仕事 本気の力が動き出すとき 高校生のための社会スタディ広告特集
  • 2009年9月22日付朝刊、12版、8・10・12・14・16・18・20面、高校生のための「社会スタディ」広告特集
  • 2010年
    • 9月22日付朝刊、11版、32・33・34面、Nikkei Education Challenge 2010広告特集
    • 9月24日付朝刊、4版、22・23・24面、Nikkei Education Challenge 2010広告特集

外部リンク

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