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日本詩人クラブ新人賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本詩人クラブ新人賞(にほんしじんクラブしんじんしょう)は、現代詩を対象とした日本文学賞の一つである。日本詩人クラブが主催しており、1991年に創設された[1]。「その年度内に刊行された新人の詩集の中から、すぐれたものを表彰し、広く社会に推奨すること」を目的とする。

対象となる詩書は「前年の1月1日から12月31日の間に発行され、奥付にその期間中の発行年月日を日付として持つもの」とする。正賞としてブロンズ像が与えられ、副賞として20万円が贈られる。同様の性質の賞として、日本現代詩人会主催のH氏賞がある。

受賞者一覧

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第1回から第10回

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  • 第1回 1991年(平成3年) 中村不二夫 「Mets」
  • 第2回 1992年(平成4年) 江島その美 「水の残像」
  • 第3回 1993年(平成5年) 北岡淳子 「生姜湯」
  • 第4回 1994年(平成6年) 柴田三吉 「さかさの木」
  • 第5回 1995年(平成7年) 清水恵子 「あびてあびて」
  • 第6回 1996年(平成8年) 草野信子 「戦場の林檎」
  • 第7回 1997年(平成9年) 鈴木有美子 「細胞律」
  • 第8回 1998年(平成10年) 橋浦洋志 「水俣」
  • 第9回 1999年(平成11年) 樋口伸子 「あかるい天気予報」
  • 第10回 2000年(平成12年) 白井知子 「あやうい微笑」

第11回から第20回

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  • 第11回 2001年(平成13年) 佐々木朝子『砂の声』樹海社[2]
  • 第12回 2002年(平成14年) 網谷厚子『万里』思潮社
  • 第13回 2003年(平成15年) 該当者なし
  • 第14回 2004年(平成16年) 吉田義昭『ガリレオが笑った』書肆山田
  • 第15回 2005年(平成17年) 星善博『水葬の森』土曜美術社出版販売
  • 第16回 2006年(平成18年) 竹内美智代『切通し』花神社
  • 第17回 2007年(平成19年) 岡野絵里子『発語』思潮社。
  • 第18回 2008年(平成20年) 肌勢とみ子『そぞろ心』土曜美術社出版販売。
  • 第19回 2009年(平成21年) 斎藤恵子『無月となのはな』思潮社。
  • 第20回 2010年(平成22年) 伊与部恭子『来訪者』ジャンクション・ハーベスト[3]。 / 倉本侑未子 『真夜中のパルス』砂子屋書房

第21回から第30回

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第31回から第40回

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脚注

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  1. ^ "創設と沿革の概要."日本詩人クラブ公式サイト. 2024年11月6日閲覧。
  2. ^ 全国書誌番号:20065929
  3. ^ "所蔵資料データベース『来訪者』."仙台文学館. 2024年11月7日閲覧。
  4. ^ 全国書誌番号:23301579
  5. ^ "(黒板)第56回日本詩人クラブ賞."朝日新聞デジタル(2023年3月5日更新). 2024年11月6日閲覧。
  6. ^ "井嶋さん(鶴田出身)、日本詩人クラブ新人賞."web東奥(東奥日報). 2024年2月27日付. 2024年11月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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