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日本繊維前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本繊維前駅
にほんせんいまえ
Nihonsenimae
南富山 (0.7 km)
(0.8 km)
地図
所在地 富山県富山市堀川町
北緯36度39分56.0秒 東経137度12分58.7秒 / 北緯36.665556度 東経137.216306度 / 36.665556; 137.216306座標: 北緯36度39分56.0秒 東経137度12分58.7秒 / 北緯36.665556度 東経137.216306度 / 36.665556; 137.216306
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 笹津線
キロ程 0.7 km(南富山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1950年昭和25年)12月14日
廃止年月日 1975年(昭和50年)4月1日
備考 笹津線廃線に伴い廃駅
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日本繊維前駅(にほんせんいまええき)は、富山県富山市堀川町にあった富山地方鉄道笹津線廃駅)である。笹津線の廃線に伴い1975年昭和50年)4月1日に廃駅となった。

歴史

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駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[3][5]。ホームは線路の西側(地鉄笹津方面に向かって右手側)に存在した[5]転轍機を持たない棒線駅となっていた[5]

無人駅となっていた[3][5]。駅舎及び待合所は存在しなかった[6]。ホームは南富山方にスロープを有し[6]駅施設外に連絡していた。

駅周辺

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駅の向かい(南東側)に駅名の由来ともなった日本繊維の工場があった[3]

駅跡

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1998年平成10年)時点では、日本繊維の工場跡地に作られたダイエー駐車場入口になっていた[7]。ダイエーは後に系列のハイパーマーケットであるハイパーマートとなるがこれも2000年(平成12年)10月31日に閉店し[8]、「富山マイプラザ」となってメインテナントジョーシンとなっていた[8]2007年(平成19年)9月時点[8]2008年(平成20年)時点[9]2009年(平成21年)11月時点でも同様であった[3]

また、当駅跡附近の線路跡は、1998年(平成10年)時点では当線廃線後に南富山駅 - 当駅の間を東西に走る形で開通した国道359号の取付け道路附近から田村町駅跡南側付近までは2車線の舗装道路となっていた[7]2008年(平成20年)時点でも同様で、当駅跡附近の道路は市道であった[9]

隣の駅

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富山地方鉄道
笹津線
南富山駅 - 日本繊維前駅 - 袋駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行、211ページより)では、開業日を1950年(昭和25年)9月1日(開通日同日)とし、書籍『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年1月発行、165ページより)、書籍『新 消えた轍 6 中部』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2011年5月発行、44ページより)、書籍『富山地方鉄道五十年史』(発行・編集:富山地方鉄道株式会社、1983年3月発行、888ページより)では、1952年(昭和27年)12月28日とする。

出典

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  1. ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 6 北信越』(監修:今尾恵介新潮社2008年10月発行)38ページより。
  2. ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年5月発行)165ページより。
  3. ^ a b c d e 書籍『新 消えた轍 7 北陸』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング2010年12月発行)43-45,47ページより。
  4. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)211ページより。
  5. ^ a b c d 書籍『RM LIBRARY 107 富山地鉄笹津・射水線』(著:服部重敬、ネコ・パブリッシング2008年7月発行)28-29ページより。
  6. ^ a b 書籍『鉄道の記憶』(編著:草卓人、桂書房2006年2月発行)301ページより。
  7. ^ a b 書籍『鉄道廃線跡を歩くV』(JTBパブリッシング1998年6月発行)80ページより。
  8. ^ a b c 書籍『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年5月発行)80-83ページより。
  9. ^ a b 書籍『富山廃線紀行』(著:草卓人、桂書房2008年7月発行)80ページより。

関連項目

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