日本大昭和板紙
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(日本大昭和板紙東北から転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
100-0003 東京都千代田区一ツ橋一丁目2番2号 |
設立 | 1913年(大正2年)8月28日 |
業種 | パルプ・紙 |
事業内容 | 板紙、洋紙の製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 大即信行 |
資本金 | 108億6,367万円 |
従業員数 | 1,211人(2007年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本製紙グループ本社 100% |
外部リンク | 閉鎖 |
日本大昭和板紙株式会社(にっぽんだいしょうわいたがみ、英文社名 NIPPON DAISHOWA PAPERBOARD Co,. Ltd.)は、かつて存在した日本製紙グループの板紙メーカーである。
日本製紙グループの再編に伴い、2012年10月1日付で日本製紙に吸収合併され、同社の板紙事業部となった。
事業内容
[編集]板紙部門では、段ボールの原紙(ライナー・中芯)や建材(石膏ボード)用の紙、紙管の原紙、耐水性を持つ特殊原紙、白板紙(高級白板紙・特殊白板紙・コート白ボール)などを生産している。洋紙部門では、上質紙、中質紙、微塗工紙のような印刷用紙やコピー用紙、画用紙、包装用紙(白ロール紙)を生産している。
事業所所在地
[編集]- 本社 - 東京都千代田区一ツ橋一丁目2番2号
- 大阪支店 - 大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目2番17号
- 秋田工場 - 秋田県秋田市向浜2-1-1
- 1970年(昭和45年)操業開始。段ボール原紙、塗工紙、パルプなどを製造する。
- 足利工場 - 栃木県足利市宮北町12-7
- 1959年(昭和34年)操業開始。段ボール原紙、紙管原紙などを製造する。
- 草加工場 - 埼玉県草加市松江4-3-39
- 1964年(昭和39年)操業開始。段ボール原紙、紙器用板紙、紙管原紙、建材原紙などを製造する。
- 吉永工場 - 静岡県富士市比奈798番地
- 1927年(昭和2年)操業開始。グループ最大の工場で、段ボール原紙、白板紙、印刷用紙などを製造する。
- 大竹工場 - 広島県大竹市東栄2-1-18
- 1959年(昭和24年)操業開始。段ボール原紙、白板紙、クラフト紙、上質紙、塗工紙、パルプなどを製造する。
閉鎖された事業所
[編集]沿革
[編集]日本紙業
[編集]- 1913年(大正2年)8月28日 - 日本紙器製造株式会社設立。
- 1918年(大正7年)10月 - 亀有工場操業開始。
- 1925年(大正14年)11月 - 土佐紙と合併、日本紙業株式会社に社名変更。
- 1949年(昭和24年)5月16日 - 東京証券取引所に株式上場。
- 1959年(昭和34年) - 大竹工場操業開始。
- 1973年(昭和48年) - 大竹工場と芸防工場(現・和木事業所)の組織を統合、芸防工場発足。
土佐紙
- 1880年(明治13年) - 土佐紙株式会社設立。
- 1906年(明治39年)6月 - 芸防抄紙株式会社設立。
- 1914年(大正3年)7月 - 土佐紙が芸防抄紙を合併。
- 1925年(大正14年)11月 - 日本紙器製造と合併。
足利製紙
- 1959年(昭和34年) - 足利製紙株式会社設立。
- 1981年(昭和56年) - 日本紙業に合併。
十條板紙
[編集]- 1964年(昭和39年)2月1日 - 十條製紙(現・日本製紙)が十條板紙株式会社を設立。草加工場操業開始。
- 1970年(昭和45年)3月16日 - 東北製紙株式会社設立。
- 1983年(昭和58年)4月1日 - 千住製紙を合併。
- 1984年(昭和59年) - 南千住工場閉鎖。
- 1989年(平成元年) - 東北製紙を子会社化。
千住製紙
- 1886年(明治19年)10月 - 東京板紙有限会社設立。
- 1888年(明治21年)6月 - 工場操業開始。
- 1920年(大正9年)2月 - 富士製紙に合併。
- 1933年(昭和8年)5月 - 富士製紙が初代王子製紙と合併、同社千住工場が発足。
- 1943年(昭和18年)9月 - 千住工場休止、海軍に提供。
- 1947年(昭和22年)6月 - 千住製紙工業株式会社設立、旧千住工場を継承。
- 1949年(昭和24年)6月 - 千住製紙株式会社に社名変更。
- 1983年(昭和58年)4月1日 - 十條板紙に合併。
日本紙業・十條板紙合併後
[編集]- 1997年(平成9年)10月1日 - 日本紙業と十條板紙が合併(十條板紙が解散)、日本板紙株式会社に社名変更。
- 2000年(平成12年)12月31日 - 大阪工場操業停止。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 9月25日 - 上場廃止。
- 10月1日 - 日本ユニパックホールディング(後の日本製紙グループ本社)の完全子会社となる。
- 2003年(平成15年)
- 3月 - 亀有工場閉鎖。
- 4月1日 - 日本製紙グループの事業再編により大昭和製紙の板紙部門(吉永事業所)及び日本板紙共販を統合、日本大昭和板紙株式会社に社名変更。工場を3つの生産子会社に分社化。東北製紙を日本製紙から譲り受けて完全子会社化、日本大昭和板紙東北株式会社に社名変更して生産子会社に加える。
- 2008年(平成20年)
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本製紙に吸収合併、同社の板紙事業部となる。
旧・生産子会社
[編集]日本大昭和板紙東北
- 1970年(昭和45年)3月16日 - 東北製紙株式会社設立。
- 1992年(平成4年)3月4日 - 十條製紙の完全子会社となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 日本大昭和板紙の完全子会社となり、日本大昭和板紙東北株式会社に社名変更。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 親会社の日本大昭和板紙に合併。
日本大昭和板紙関東
- 2003年(平成15年)4月1日 - 日本板紙の草加工場・足利工場を継承し会社発足。本社は草加工場内。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 親会社の日本大昭和板紙に合併。
日本大昭和板紙吉永
- 2003年(平成15年)4月1日 - 大昭和製紙の本社工場吉永事業所を継承し会社発足。本社は吉永工場内。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 親会社の日本大昭和板紙に合併。
日本大昭和板紙西日本
- 2003年(平成15年)4月1日 - 日本板紙の芸防工場・高知工場・和木事業所を継承し会社発足。本社は芸防工場内。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 親会社の日本大昭和板紙に合併。
関係会社
[編集]- 日本トーカンパッケージ株式会社
- アサヒ紙工株式会社
- 太田紙販売株式会社
- 土佐紙業株式会社
- 株式会社ピーコム
- 東北製紙サービス株式会社
- 有限会社エコ・リサイクルペーパー
- 日板産商株式会社
- 日本板紙加工株式会社
- 株式会社NDB関東工営
- 株式会社ユーコム
- 日板芸防産業株式会社
- 大竹加工株式会社