日本伝道会議
日本伝道会議、(にほんでんどうかいぎ)は、日本の福音派の伝道会議である。
第一回日本伝道会議
[編集]1974年6月3日-6月7日に京都の京都会館で開催され「日本をキリストへ」がテーマに掲げられた。日本における最初の伝道会議である。安藤仲市実行委員長。日本福音同盟主催。 ジョン・ストットによる使徒の働きの聖書講解。 聖書を誤りない神のことばと信じる聖書信仰を確認し、京都宣言が採択された。同年、ローザンヌ世界伝道会議が持たれた。
第二回日本伝道会議
[編集]1982年6月7日-6月10日。 テーマは「日本をキリストへ-終末と宣教」。 安藤仲市実行委員長。日本福音同盟主催。 尾山令仁を委員長とする起草委員会が作成した京都宣言が採択された。
第三回日本伝道会議
[編集]1991年6月4日-6月7日。 テーマは「日本、アジア、そして世界へ」。 日本福音同盟主催。 泉田昭実行委員長。 塩原宣言が採択された。
第四回日本伝道会議
[編集]2000年6月28日-6月30日沖縄コンベンションセンターにて開催。約2300人が参加。 テーマは「和解の福音に生きる」。日本福音同盟を中心とした実行委員会が主催。 エリザベス・エリオット夫人がメイン講師の一人だった。 沖縄宣言が採択された。
第五回日本伝道会議
[編集]2009年9月21日-9月24日札幌コンベンションセンターにて開催。2000人以上が参加。 聖句は「危機の時代」(エレミヤ書14:19)。テーマは「危機の時代における宣教協力 −もっと広く、もっと深く−」。
日本福音同盟を中心とした実行委員会が主催。日本プロテスタント宣教150周年記念行事の一つ。 ナレンドラ・ジョン(インド・フリーメソジスト教会監督)の聖書講解。基調講演は山口陽一(東京基督神学校校長)の「日本開国とプロテスタント宣教150年」。竿代照夫(イムマヌエル綜合伝道団代表)のメッセージは「危機の時代における宣教協力-宣教協力の理念と実践-」。 札幌宣言が採択された。
第六回日本伝道会議
[編集]2016年9月27日-9月30日神戸コンベンションセンターにて開催。
関連項目
[編集]参考書籍
[編集]- 『京都宣言 解説と注釈』「京都宣言」解説作成委員会著 日本福音同盟 いのちの
ことば社
- 『日本をキリストへ-終末と世界宣教-』第2回日本伝道会議講演集 日本福音同盟発行
- 『21世紀の福音派パラダイムを求めて』日本福音同盟 いのちのことば社
- 『地に住み、誠実を 日本の福音派21世紀への選択』日本福音同盟 いのちのことば社
- 『日本の福音派』日本福音同盟 いのちのことば社
- 『日本における福音派の歴史』中村敏 いのちのことば社