施設整備等協賛競輪
表示
施設整備等協賛競輪(しせつせいびとうきょうさんけいりん)は、2021年度から2026年度までの期間、GIII格付けで開催される競輪の競走である。競走のキャッチコピーは「レースがつなぐ。未来へつながる。」(第2回以降)。
概要
[編集]大阪・関西万博協賛競輪(FIと併用開催)とともに開始された。原則GI開催の前後に1年度各4節程度(2021年度は3節)実施される。
お客様の満足度向上を図るのに加え、車券購入機会拡大のためのシステム構築及び来場促進に向けた施設整備事業等を推進するためを目的としている[1]。競走の収益からの拠出金により施行者支援を行う[2]。
競輪では規程により記念競輪など4日間以上のグレードレースの開催は原則として1競輪場年間1節のみという取り決めがあるが、本競走は国際自転車トラック競技支援競輪と同様に規程の対象外となっており、開設記念競輪も同じ年度に開催することができる。
タイトル名は「施設整備等協賛競輪 in ○○(開催場)」と銘打たれ、また各開催場で独自の名称がつけられることが多い。
歴代優勝者
[編集]回数 | 開催年 | 開催日 | 開催場 | 名称 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 2021年 | 4月29日-5月2日 | 奈良 | 秋篠賞 | 三谷将太 | 奈良 |
第2回 | 11月25日-28日 | 武雄 | 飛龍賞争奪戦 | 荒井崇博 | 佐賀 | |
第3回 | 2022年 | 2月26日-3月1日 | 高知 | 土佐水木賞 | 阿部将大 | 大分 |
第4回 | 4月28日-5月1日 | 青森 | 縄文小牧野杯 | 河端朋之 | 岡山 | |
第5回 | 11月17日-20日 | 富山 | 神秘の海 富山湾カップ | 飯野祐太 | 福島 | |
第6回 | 2023年 | 2月16日-19日 | 伊東温泉 | 花と海といで湯賞 | 山口拳矢 | 岐阜 |
第7回 | 6月8日-11日 | 京都向日町 | 京都向日町カップ | 簗田一輝[3] | 静岡 | |
第8回 | 10月12日-15日 | 小田原 | 小田原城下町音頭杯 | 宿口陽一[4] | 埼玉 | |
第9回 | 11月16日-19日 | 大垣 | 山賀雅仁[5] | 千葉 | ||
第10回 | 2024年 | 8月8日-11日 | 松山 | 道後温泉杯争覇戦 | 新田祐大 | 福島 |
※登録地は優勝日時点
今後の開催予定
[編集]- 第11回 - 2024年11月14日-17日 - 松阪競輪場(ザ・レオニズカップ)
- 第12回 - 2025年3月27日-30日 - 前橋競輪場
- 第13回 - 2025年11月13日-16日 - 小田原競輪場
脚注
[編集]- ^ “競輪トピックス|KEIRIN.JP”. JKA (2020年12月25日). 2022年5月14日閲覧。
- ^ “令和3年度 事業計画”. 全国競輪施行者協議会. 2022年5月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “【施設整備等協賛京都向日町カップ結果】静岡の簗田一輝がGIII初優勝/決勝 | 競輪ニュース”. netkeirin(ネットケイリン). 2023年6月11日閲覧。
- ^ “【小田原城下町音頭杯】宿口陽一がまくりを決め3度目のGⅢ優勝”. サンスポZBAT! (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
- ^ “【競輪】山賀雅仁が5年ぶりのG3制覇!「40歳過ぎて優勝できるとは」-大垣・施設整備等協賛競輪”. スポーツ報知 (2023年11月19日). 2023年11月20日閲覧。