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新潟の讃歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『県民の曲「新潟の讃歌うた」』
新潟フィルハーモニー合唱団、
新潟市児童合唱団
ライブ・アルバム
リリース
録音 1981年9月6日[1]
新潟市音楽文化会館
ジャンル 組曲
レーベル 新潟音響(NR-1018)
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県民の曲「新潟の讃歌」(けんみんのきょく にいがたのうた)は、日本新潟県が1981年(昭和56年)に企画・作成した組曲である。構成全6篇とも作詞・中村千栄子、作曲・岩河三郎

解説

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吹奏楽合唱による全6篇から構成された組曲である[2]。 作成意義は「歴史と伝統に培われたゆたかな風土を基盤に、日本海時代への躍進をめざす新潟県のすがたを、県民にわかり易く、親しみやすい吹奏楽(合唱入り)に構成し、愛郷心の高揚に資」するものとされている[3]

作成に当たっては歌詞の懸賞募集等を行わず、当初から詩人で県内柏崎市出身の中村に作詞を依頼している[4]。同年9月6日に新潟市音楽文化会館で長岡市吹奏楽団の演奏、新潟フィルハーモニー合唱団および新潟市児童合唱団の歌唱でレコード録音が行われ[1]、新潟音響がLPレコード規格品番:NR-1018)を製造した。新潟音響では1948年(昭和23年)に制定された「新潟県民歌」の合唱と警察音楽隊の編曲・演奏による行進曲アレンジを収録したシングル盤(NR-1017)を同時に製造している。

県のサイトでは「新潟県民歌」と併せて紹介されているが、音源は提供されていない。平成以降では、2019年(令和元年)11月10日に上越文化会館で行われた第34回国民文化祭のプログラム「合唱の祭典」のオープニングで全篇の演奏が行われた[5]

構成

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  1. 越後の手まりうた
  2. 雪国の夏
  3. 秋の祈り
  4. 白いメッセージ
  5. 朱鷺ときのうた
  6. 故里ふるさとの春

参考文献

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  • 新潟日報社 編『新潟県年鑑』1983年版(1982年10月1日発行) NCID BN07137949

出典

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  1. ^ a b 新潟県年鑑(1983), p255
  2. ^ 全国知事会『都道府県展望』1981年9月号, p52「都道府県だより」。
  3. ^ 『新潟経済社会リサーチセンター月報増刊 にいがたの現在・未来』(1984年3月20日発行), 表2
  4. ^ 越後タイムス、1981年8月9日付3面"中村さん作詞の「新潟の讃歌」 岩河三郎作曲 9月にレコード化、普及へ"。
  5. ^ 合唱の祭典”. 上越市役所. 2023年11月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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