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新普遍救済主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新普遍救済主義ネオ・ユニヴァーサリズム (Neo-Universalism) は、全人類がすでに救われており、救いに信仰と悔い改めが必要ないとするものである。


概要

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この説は近代リベラル派万人救済説であり、厳密にはアルミニウス派普遍救済主義とは区別されている。新普遍救済主義を主張する神学者としてはカール・バルトユルゲン・モルトマンエミール・ブルンナーがあげられる。


批判

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この思想は、日本福音同盟主催の第一回日本伝道会議、第二回日本伝道会議の「京都宣言」において異端として退けられた。[1] エキュメニカル派の教えとして福音派の一部から批判される[2][3][4][5]

脚注

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  1. ^
    「キリストの十字架の死によって、全人類はすでに救われているとする新普遍救済主義(ネオ・ユニヴァーサリズム)をしりぞけ、信仰と悔い改めによって新生させられた者だけが救われることを主張する。」
  2. ^ 『聖書の教理』
  3. ^ 『京都宣言 解説と注釈』
  4. ^ 尾山令仁『ローマ教会への手紙』羊群社
  5. ^ 尾山令仁ヨハネが受けたキリストの啓示羊群社

参考文献

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  • 尾山令仁『聖書の教理』羊群社
  • 第2回日本伝道会議「京都宣言」解説作成委員会『京都宣言 解説と注釈』いのちのことば社
  • 宇田進『現代福音主義神学』いのちのことば社
  • 岡山英雄『子羊の王国』いのちこのとば社