新普遍救済主義
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この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。 (2010年6月) |
新普遍救済主義、ネオ・ユニヴァーサリズム (Neo-Universalism) は、全人類がすでに救われており、救いに信仰と悔い改めが必要ないとするものである。
概要
[編集]この説は近代リベラル派の万人救済説であり、厳密にはアルミニウス派の普遍救済主義とは区別されている。新普遍救済主義を主張する神学者としてはカール・バルト、ユルゲン・モルトマン、エミール・ブルンナーがあげられる。
批判
[編集]この思想は、日本福音同盟主催の第一回日本伝道会議、第二回日本伝道会議の「京都宣言」において異端として退けられた。[1] エキュメニカル派の教えとして福音派の一部から批判される[2][3][4][5]。
脚注
[編集]- ^
「 「キリストの十字架の死によって、全人類はすでに救われているとする新普遍救済主義(ネオ・ユニヴァーサリズム)をしりぞけ、信仰と悔い改めによって新生させられた者だけが救われることを主張する。」 」 - ^ 『聖書の教理』
- ^ 『京都宣言 解説と注釈』
- ^ 尾山令仁『ローマ教会への手紙』羊群社
- ^ 尾山令仁『ヨハネが受けたキリストの啓示』羊群社