新山口カンツリー倶楽部
新山口カンツリー倶楽部 Shinyamaguchi Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 山口県防府市多々良一丁目15番1号 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1952年(昭和27年)7月11日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 井上 誠一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 株式会社新山口カンツリー倶楽部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 新山口カンツリー倶楽部 |
新山口カンツリー倶楽部(しんやまぐちカンツリーくらぶ)は、山口県防府市にあるゴルフ場である。
概要
[編集]毛利家は、東京高輪本邸を財産税で物納、防府本邸も物納の危機にあった、華族制度の解体、農地改革、財産税など、戦後の旧華族たちは追い詰められていた[1]。その窮状を知った地元の経済界が、毛利本邸裏山に9ホールのゴルフ場を造り、その入場収入で税金を納めることを提案した[1]。
毛利家本邸を用地として、コース設計を井上誠一に依頼、1952年(昭和27年)7月11日、「山口カンツリー倶楽部」9ホールのゴルフ場が開場された[1]。山口カンツリー倶楽部は、山コースだが誕生の歴史がある。倶楽部の正面は毛利本邸の正門で、山口カンツリー倶楽部のシンボルである[1]。
1975年(昭和50年)、9ホールを増設、18ホール規模のゴルフ場が完成した。全域は「毛利の森」と呼ばれ、毛利藩の歴史と伝統を継承したゴルフコースである[1]。毛利本邸に造られたコースは、ブラインドコースがあるが、アリソンバンカーが設計したゴルフ場である[1]。理事長の大洋漁業株式会社の中部利三郎、子孫の一次郎、銀次郎兄弟も山口カンツリー倶楽部で腕を磨いた[1]。
2008年(平成20年)12月1日、山口カンツリー倶楽部は、公益法人改革法の施行に伴い、資金が確保できないこと、税制上の優遇等が消滅したことなどから株式会社への移行を決め、スポンサーを探すことになった[2]。同年8月末日、山口カンツリー倶楽部は社団法人を解散し「タカガワグループ」に譲渡、また、同年9月からゴルフ場名を「タカガワ新山口カンツリー倶楽部」に変更する[2]。
2016年(平成28年)4月28日、タカガワ新山口カンツリー倶楽部は、経営会社がタカガワグループから「エスフーズ株式会社」のグループ会社の「株式会社新山口カンツリー倶楽部」に変わり、経営交代に伴いゴルフ場名を「新山口カンツリー倶楽部」に変更された[3]。
所在地
[編集]〒747-0023 山口県防府市多々良一丁目15番1号
コース情報
[編集]- 開場日 - 1952年7月11日
- 設計者 - 井上 誠一
- 面積 - 660,000m2(約20万坪)
- コースタイプ - 山岳コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,081ヤード
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 1グリーン、ベント
- ハザード - バンカーの52、池が絡むホール5
- 予約受付 - 2ヶ月前の1日より、平日分・午後1時より、土日祝分・午前10時より電話受付
- プレースタイル - 全組セルフプレー乗用カート使用、1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可
- 練習場 - 8打席80ヤード
- 休場日 - なし、月曜日セルフ営業(祝日通常営業)[4]
クラブ情報
[編集]- ハウス面積 - 1,540m2(約465.8坪)
- ハウス設計 - 松田・前田設計事務所
- ハウス施工 - 澤田建設株式会社[4]
ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]エピソード
[編集]- クラブハウスと18番ホールの間には、毛利家祖霊社、毛利家絵画堂が並んでいる。開場時のクラブハウスは、現在の毛利博物館の建物で、喫茶舞衣は昔はフロントだった[5]。
- 開場が1952年(昭和27年)と名門級ではないが、山口地方では「山カン」といわれ名門と思っていて、それを誰も疑わない[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「山口県最初のコースは防長36万石、毛利家の裏庭に造られた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月10日閲覧
- ^ a b 「2008/08/06 公益法人改革法の影響で社団の山口CCがゴルフ場売却」、ゴルフホットライン、2021年3月10日閲覧
- ^ 「タカガワ新山口CC、エスフーズ(株)のグループ会社に経営交代 4月28日から「新山口CC」の名称で運営開始」、椿ゴルフ、2021年3月10日閲覧
- ^ a b c d 「新山口カンツリー倶楽部」、コース概要、ゴルフダイジェスト、2021年3月10日閲覧
- ^ a b 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「山口県最初のコースは防長36万石、毛利家の裏庭に造られた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月10日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「山口カンツリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年3月10日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「山口県最初のコースは防長36万石、毛利家の裏庭に造られた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月10日閲覧