新宮 (新宮市)
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新宮 | |
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国 | 日本 |
都道府県 | 和歌山県 |
市町村 | 新宮市 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
647-0081 |
新宮(しんぐう)は、和歌山県新宮市の大字。郵便番号は647-0081。本項ではかつて概ね同区域に存在した東牟婁郡新宮町(しんぐうちょう)についても記す。
地理
[編集]新宮市中心部の西・南を囲む区域、熊野川の河口右岸にあたる。南で三輪崎、西で南檜杖、北で熊野川を挟んで三重県南牟婁郡紀宝町北檜杖・鮒田・成川・鵜殿に接し、北西部に市街地の住居表示実施地区を内包する。紀勢本線と国道42号が南北を縦断し、熊野川に沿って国道168号が分岐する。また、海岸沿いを紀勢本線に沿って和歌山県道231号あけぼの広角線が通過する。新宮市役所や新宮駅等の施設は住居表示実施地区に所在する。
海洋
[編集]河川
[編集]- 熊野川
- 市田川
歴史
[編集]しんぐうちょう 新宮町 | |
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廃止日 | 1933年10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 新宮町、三輪崎町 → 新宮市 |
現在の自治体 | 新宮市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 和歌山県 |
郡 | 東牟婁郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
23,964人 (国勢調査、1920年) |
隣接自治体 |
和歌山県 東牟婁郡三輪崎町、高田村 三重県 南牟婁郡鵜殿村、御船村 |
新宮町役場 | |
所在地 | 和歌山県東牟婁郡新宮町大字新宮 |
座標 | 北緯33度43分27.2秒 東経135度59分33.1秒 / 北緯33.724222度 東経135.992528度 |
ウィキプロジェクト |
- 幕末 - 牟婁郡新宮町(区域内に町方支配15町・村方支配11町)が存在。「旧高旧領取調帳」の記載によると紀州藩附家老安藤氏領。
- 慶応4年1月24日(1868年2月17日) - 安藤氏領が立藩して新宮藩領となる。
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により新宮県の管轄となる。
- 明治4年11月22日(1872年1月2日) - 和歌山県の管轄となる。
- 1875年(明治8年) - 町内を25町村に区分。
- 1879年(明治12年)1月20日 - 所属郡が東牟婁郡に変更。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の新宮町が単独で自治体を形成。全域が大字新宮となり、近世以来の25町村は通称名となる。
- 1933年(昭和8年)10月1日 - 新宮町が三輪崎町と合併して新宮市が発足。同市の大字となる。
- 1956年(昭和31年) - 震戦災地の土地区画整理事業の施行により、地内より船町・上本町・元鍛治町・薬師町・別当屋敷町・大橋通・馬町・下本町・新町・仲之町・横町・谷王子町・阿須賀町・池田町・伊佐田町が起立(丁目は略。以下同)。
- 1980年(昭和55年) - 地内より王子町・田鶴原町が起立。
- 1981年(昭和56年) - 地内より池田・阿須賀・蓬莱・あけぼの・丸山・熊野地が起立。
- 1982年(昭和57年) - 地内より相筋・清水元が起立。
- 1985年(昭和60年)2月1日 - 地内より神倉・磐盾・五新が起立。
交通
[編集]鉄道
[編集]- 熊野地駅は1982年(昭和57年)廃止、広角駅は1937年(昭和12年)廃止。
バス
[編集]→詳細は「新宮駅 § バス路線」を参照
道路
[編集]-
国道42号
-
和歌山県道231号あけぼの広角線
施設
[編集]- 近畿大学附属新宮高等学校・中学校
- 新宮市立丹鶴幼稚園
- 新宮市立正明幼稚園
- 新宮市立新木保育園
- 新宮松山簡易郵便局
- 田辺年金事務所新宮分室
- 鴻田公園
- 丸山公園
- 松山公園
- 神倉神社
- 廣津野神社
- 専光寺
- 名体寺
- 本廣寺
- 清涼寺
- 南清寺
- 清水寺
- 新宮東宝ボウル
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]出身・ゆかりのある人物
[編集]- 印東玄得(医師[1]、東京大学助教授[1])
- 佐藤春夫(詩人、小説家)
- 世耕弘成(参議院議員、学校法人近畿大学理事長) - 住所が新宮[2]。
- 大石余平(日本キリスト教会新宮教会設立の中心人物、西村伊作の父)[3]
- 西村伊作(文化学院の創立者)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『角川日本地名大辞典 30 和歌山県』。
- 旧高旧領取調帳データベース