新アウターリミッツ
新アウターリミッツ | |
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監督 |
マリオ・アゾパルディ ブラッド・ターナー他 |
ナレーター | ケヴィン・コンウェイ |
国・地域 |
アメリカ合衆国 カナダ |
シーズン数 | 7 |
話数 | 154 |
各話の長さ | 43-44 |
製作 | |
製作総指揮 |
ペン・デンシャム リチャード・バートン・ルイス ジョン・ワトソン マシュー・ヘイスティングス マーク・スターン他 |
製作 |
アライアンス・アトランティス・コミュニケーションズ アトランティス・フィルムズ ショウタイム・ネットワークス トリロジー・エンターテイメント・グループ CFCF-TV キャンウェスト・グローバル・コミュニケーションズ グローバルテレビジョンネットワーク ザ・ムービー・ネットワーク スーパーチャンネル |
配給 | MGMワールドワイド・テレビジョン |
放送 | |
放送チャンネル | ショウタイム(1995-2000) Syfy(2001-2002) |
放送期間 | 1995年3月26日 - 2002年1月18日 |
『新アウターリミッツ』(The Outer Limits)は、1995年から2002年にかけてショウタイムとSyfyで放送されたアメリカ合衆国/カナダのSFドラマシリーズ。本シリーズは1960年代に放送されていた『アウターリミッツ』のリバイバルである。
日本では1995年からWOWOWで放送され[1]、字幕放送されたシーズン3の全エピソードとシーズン4の一部エピソードを除き日本語吹き替え版で放送された。その後1996年からワーナー・ホーム・ビデオからVHSが、2007年には20世紀フォックス ホーム エンタテイメントからシーズン1を収録したDVD-BOXが発売された[2]。
歴史
[編集]1980年代前半に『アウターリミッツ』の復活が計画されていたが、権利を所有していたユナイテッド・アーティスツ・テレビジョンがメトロ・ゴールドウィン・メイヤーに買収されて以降権利の所有元が変わり続けたため、最終的に再ドラマ化が実現するのは1995年まで延びた[3]。『スタートレック』のスピンオフ、『Xファイル』などのSFテレビドラマや『ハリウッド・ナイトメア』のようなオムニバスドラマが成功していることを受け、権利を所有しているメトロ・ゴールドウィン・メイヤーは成功を確信してアウターリミッツのリバイバルが決まった。製作には『バックドラフト』や『ロビン・フッド』などの映画にも携わったトリロジー・プロダクションが参加し、有料チャンネルのショウタイムでの放映が決まった[4][5][3]。
製作
[編集]オリジナルから30年も経って冷戦が終わるなど時代が変わり、そのまま作品を受け継ぐだけでは視聴者に受け入れられないと考えた製作陣は怪物や宇宙人が多く登場するオリジナルの作風を変更し、特殊効果を用いて現代的に描写することに決めた[3]。撮影はバンクーバーで行われた。ストーリーはハーラン・エリスン、A・E・ヴァン・ヴォークト、ラリー・ニーヴン、リチャード・マシスン、ジョージ・R・R・マーティン、スティーヴン・キング、ジェイムズ・パトリック・ケリー等の小説を原作としている。
トム・アーノルド、マッケンジー・アスティン、マリオ・ヴァン・ピーブルズ、ウィル・ウィトン、キャサリン・オハラ、メリッサ・ギルバート、ジョン・クライヤー、ジャック・クラグマン、ヘザー・グラハム、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ジェシカ・スティーン、ブレント・スパイナー、ウィリアム・B・デイヴィス、レナード・ニモイ、デヴィッド・ハイド・ピアース、ニール・パトリック・ハリス、マーク・ハミル、ネイサン・フィリオン、ミシェル・フォーブス、アマンダ・プラマー、ボー・ブリッジス、ジョシュ・ブローリン、ローリー・ホールデン、ホーウィー・マンデル、アリッサ・ミラノ、パット・モリタ、モリー・リングウォルド、ライアン・レイノルズなどがゲストとして出演している。
オリジナルシリーズを企画したレスリー・スティーヴンスはシーズン1のみ番組コンサルタントを担当した。他にオリジナルの脚本家だったジョセフ・ステファノはシーズン5までエグゼクティブ・コンサルタントを務め、その後はシニア・アドバイザーとしてシリーズに参加した。また、ステファノはオリジナルシリーズで脚本を担当したエピソード「A Feasibility Study(邦題:ルミノス星人の陰謀)」を「Feasibility Study(邦題:適性実験)」としてシーズン3で再ドラマ化した。
主なゲストスター
[編集]- ボー・ブリッジス(日本語吹替:樋浦勉)
- ウィリアム・サドラー(日本語吹替:野沢那智)
- チャールズ・マーティン・スミス(日本語吹替:前田昌明)
- レイ・ドーン・チョン(日本語吹替:高島雅羅)
- ミケルティ・ウィリアムソン(日本語吹替:谷口節)
- ブルース・デイヴィソン(日本語吹替:納谷六朗)
- ウィリアム・ヒッキー(日本語吹替:槐柳二)
- ソーラ・バーチ(日本語吹替:坂本真綾)
- ミーガン・フォローズ(日本語吹替:伊藤美紀)
- エリザベス・ペーニャ
- レン・キャリオー
- ティモシー・バスフィールド
- アネット・オトゥール(日本語吹替:藤田淑子)
- ジョン・ハード(日本語吹替:有川博)
- ジョン・サヴェージ(日本語吹替:岡部政明)
- ボー・スター(日本語吹替:阪脩)
- レベッカ・デモーネイ(日本語吹替:松岡ミユキ)
- フランク・ホエーリー(日本語吹替:鈴置洋孝)
- ロバート・パトリック(日本語吹替:大塚明夫)
- ニコール・デ・ボア(日本語吹替:山像かおり)
- リチャード・トーマス(日本語吹替:安原義人)
- ピーター・アウターブリッジ(日本語吹替:江原正士)
- モリー・パーカー
- ライアン・レイノルズ(日本語吹替:石田彰)
- ペリー・キング(日本語吹替:菅生隆之)
- ゴードン・クラップ(日本語吹替:佐古正人)
- ロックリン・マンロー(日本語吹替:藤原啓治)
- ドン・S・デイヴィス(日本語吹替:神山卓三)
- アマンダ・プラマー(日本語吹替:井上瑤)
- アンドリュー・エアリー(日本語吹替:大塚芳忠)
- ミシェル・フォーブス(日本語吹替:高畑淳子)
- ヘザー・グラハム(日本語吹替:平井美美)
- ニック・マンキューゾ(日本語吹替:池田勝)
- ダナ・アシュブルック(日本語吹替:井上和彦)
- アラン・ラック(日本語吹替:池田秀一)
- アリー・シーディ(日本語吹替:勝生真沙子)
- マイケル・サラザン(日本語吹替:堀勝之祐)
- デブラ・ファレンティノ(日本語吹替:田中敦子)
- マーク・ハミル(日本語吹替:森功至)
- マット・フリューワー(日本語吹替:内田直哉)
- クリント・ハワード(日本語吹替:立木文彦)
- ミシェル・ジョンソン(日本語吹替:深見梨加)
- ライアン・フィリップ(日本語吹替:石田彰)
- ロバート・フォックスワース(日本語吹替:田中信夫)
- アレックス・ディアカン(日本語吹替:宮田光〈#05〉、城山堅〈#28〉、大木民夫〈#74,#89,#101,#127〉)
- ナレーション:ケヴィン・コンウェイ(日本語吹替:鈴木瑞穂)
スタッフ
[編集]- 撮影監督:フィリップ・リンジー、リック・ウィンセンティ、アンドレアス・ポールソン、リック・マガイアー他
- プロダクションデザイナー:スティーヴン・ギーガン他
- 編集:ブラッド・ラインズ、エリック・ヒル、リサ・ビンクリー、ロン・ヨシダ他
- 衣裳デザイン:ステファニー・ノリン
- 音楽:ジョン・ヴァン・トンジェレン、マーク・マンシーナ、スティーヴン・M・スターン、J・ピーター・ロビンソン他
- オープニング・タイトル:マーク・マンシーナ、ジョン・ヴァン・トンジェレン
日本語版スタッフ
[編集]- 翻訳:鈴木導、土井ひみ子、今井朗子、徐賀世子、栗原とみ子、松崎広幸、高間俊子、税田春介、山田小枝子、菅佐千子、中島多恵子、松原桂子、平田勝茂
- 演出:松岡裕紀
- 調整:高橋久義、飯村靖雄
- 効果:VOX、リレーション
- スタジオ:グロービジョン
エピソード
[編集]- シーズン1
邦題 原題 01. 「サンドキングス 前編」 The Sandkings 02. 「サンドキングス 後編」 The Sandkings 03. 「機械仕掛けのジェラシー」 Valerie 23 04. 「血の兄弟」 Blood Brothers 05. 「星からの訪問者」 Second Soul 06. 「黄泉からの光」 White Light Fever 07. 「選ばれた少女」 The Choice 08. 「救われた未来」 Virtual Future 09. 「バーチャル殺人」 Living Hell 10. 「瞳の中の悪魔」 Corner of the Eye 11. 「ベッドの下には」 Under the Bed 12. 「未確認宇宙空間」 Dark Matters 13. 「復讐を囁く女」 The Conversion 14. 「慈悲と愛」 Quality of Mercy 15. 「愛の強さ」 Caught in the Act 16. 「栄光の帰還」 The Voyage Home 17. 「ミクロの暴走」 The New Breed 18. 「人類へのメッセージ」 The Message 19. 「わたしはロボット」 I, Robot 20. 「呼吸する家」 If These Walls Could Talk 21. 「自分という名の何か」 Birthright 22. 「そのすべてへの警鐘」 The Voice of Reason
- シーズン2
邦題 原題 23. 「超時空殺人事件」 Stitch in Time 24. 「DNAからの創世」 Resurrection 25. 「不自然な選択」 Unnatural Selection 26. 「紫色の失踪」 I Hear You Calling 27. 「奇妙な愛の形」 Mind Over Matter 28. 「誘拐という記憶」 Beyond the Veil 29. 「初めての記念日」 First Anniversary 30. 「心の牢獄」 Straight and Narrow 31. 「究極の決断」 Trial by Fire 32. 「予期せぬメッセージ」 Worlds Apart 33. 「愛の遭難」 The Refuge 34. 「無常の月」 Inconstant Moon 35. 「暗闇への扉」 From Within 36. 「規律と忠誠と」 The Heist 37. 「エイリアン創造計画」 Afterlife 38. 「暗示を解く者たち」 The Deprogrammers 39. 「愛という奇蹟」 Paradise 40. 「恐怖からの脱出」 The Light Brigade 41. 「交差した運命」 Falling Star 42. 「次元を越えるもの」 Out of Body 43. 「誘拐された生活」 Vanishing Act 44 「罪と罰の罠」 The Sentence
- シーズン3
邦題 原題 45. 「ささやかな愛」 Bits of Love 46. 「心の反乱」 Second Thoughts 47. 「甦る我が子」 Re-generation 48. 「最後の晩餐」 Last Supper 49. 「恐怖の情報ハイウェイ」 Stream of Consciousness 50. 「化学兵器の傷あと」 Dark Rain 51. 「強制収容所」 The Camp 52. 「与えられた謎の力」 Heart's Desire 53. 「テンペスト」 Tempests 54. 「覚醒」 Awakening 55. 「二度目の死」 New Lease 56. 「二重のらせん」 Double Helix 57. 「運命のスイッチ」 Dead Man's Switch 58. 「禁断の音楽」 Music of the Spheres 59. 「ベッカ・ポールソン」 The Revelations of Becka Paulson 60. 「悪魔の顔」 Bodies of Evidence 61. 「適性実験」 Feasibility Study 62. 「特別番組」 A Special Edition
- シーズン4
邦題 原題 63. 「連続殺人」 Criminal Nature 64. 「アンドロイド」 The Hunt 65. 「心と精神」 Hearts and Minds 66. 「別の人生」 In Another Life 67. 「オクタル」 In The Zone 68. 「相対性理論」 Relativity Theory 69. 「トップ・シークレット」 Josh 70. 「通過儀礼」 Rite of Passage 71. 「記憶の彫像」 Glyphic 72. 「クライシス」 Identity Crisis 73. 「生存の資格」 The Vaccine 74. 「絶対恐怖」 Fear Itself 75. 「帰還報告」 The Joining 76. 「凍てついた真実」 To Tell the Truth 77. 「続・機械仕掛けのジェラシー」 Mary 25 78. 「校内処刑事件」 Final Exam 79. 「最後の罪人」 Lithia 80. 「ダークサイド・モンスター」 Monster 81. 「琥珀の繭」 Sarcophagus 82. 「悪夢の極限」 Nightmare 83. 「約束の地」 Promised Land 84. 「バランス」 Balance of Nature 85. 「種の起源」 Origin of Species 86. 「混沌の宇宙」 Phobos Rising 87. 「意識の彼方に」 Black Box 88. 「虚像の告発」 In Our Own Image
- シーズン5
邦題 原題 89. 「エイリアン・ラジオ」 Alien Radio 90. 「生体提供者」 Donor 91. 「小さな友人」 Small Friends 92. 「反逆の時」 The Grell 93. 「脳の意識」 The Other Side 94. 「孤独な光」 Joyride 95. 「自由へのチャンス」 The Human Operators 96. 「空白の過去」 Blank Slate 97. 「隣人たちの素顔」 What Will The Neighbors Think 98. 「聖なる命」 The Shroud 99. 「切り裂きジャック」 Ripper 100. 「サミット」 Summit 101. 「正義の審判」 Tribunal 102. 「人類の退化」 Descent 103. 「悪夢のマンション」 The Haven 104. 「既視体験」 Deja Vu 105. 「流星の神秘」 The Inheritors 106. 「消えた鎮魂歌」 Essence of Life 107. 「宇宙からの贈り物」 Stranded 108. 「父と子と」 Fathers and Sons 109. 「めぐり逢い」 Star Crossed 110. 「遙かなる追跡」 Better Luck Next Time
- シーズン6
邦題 原題 111. 「最後の審判」 Judgment Day 112. 「殺人の衝動」 The Gun 113. 「容姿改善計画」 Skin Deep 114. 「領土拡張の悲劇」 Manifest Destiny 115. 「愛は時空を越えて」 Breaking Point 116. 「異世界からの叫び」 The Beholder 117. 「破滅の種」 Seeds of Destruction 118. 「悲しみの果てに」 Simon Says 119. 「停滞」 Stasis 120. 「エリア51の破片」 Down to Earth 121. 「もうひとつの自我」 Inner Child 122. 「進化するアンドロイド」 Glitch 123. 「未来からの訪問者」 Decompression 124. 「隠された真実」 Abaddon 125. 「見えざる支配者」 The Grid 126. 「偽りの伝道師」 Revival 127. 「南北戦争の裏側」 Gettysburg 128. 「疑惑の隣人」 Something About Harry 129. 「ジグザグ作戦」 Zig Zag 130. 「心の傷跡に巣くう虫」 Nest 131. 「タイムトラベラー裁判 Part1」 Final Appeal 132. 「タイムトラベラー裁判 Part2」 Final Appeal
- シーズン7
邦題 原題 133. Family Values 134. Patient Zero 135. A New Life 136. The Surrogate 137. The Vessel 138. Mona Lisa 139. Replica 140. Think Like a Dinosaur 141. Alien Shop 142. Worlds Within 143. In the Blood 144. Flower Child 145. Free Spirit 146. Mindreacher 147. Time to Time 148. Abduction 149. Rule of Law 150. Lion's Den 151. The Tipping Point 152. Dark Child 153. The Human Factor 154. Human Trials
参考文献
[編集]- ^ “The Outer Limits”. IMDb. September 14, 2014閲覧。
- ^ “海外ドラマ『新アウターリミッツ』”. 20世紀フォックス ホーム エンタテイメント ジャパン. September 14, 2014閲覧。
- ^ a b c DVD-BOX付属ブックレット. 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン. (2007)
- ^ “MGM Worldwide Television and Trilogy Entertainment Group enter exclusive, multiyear television deal.” (1997年2月7日). September 14, 2014閲覧。
- ^ “Pen Densham”. September 14, 2014閲覧。