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齊藤栄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
斉藤栄から転送)
齊藤 栄
さいとう さかえ
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1963-03-17) 1963年3月17日(61歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
出身校 東京工業大学工学部土木工学科
東京工業大学大学院修士課程土木工学専攻
米国デューク大学大学院経営学修士課程
前職 参議院議員政策担当秘書
所属政党 無所属

当選回数 5回
在任期間 2006年9月14日 - 現職
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2008年1月16日起雲閣での「ぼうさいカフェ in あたみ」にて防災担当大臣泉信也(左)と
2008年1月16日起雲閣での「ぼうさいカフェ in あたみ」にて

齊藤 栄(さいとう さかえ、1963年昭和38年〉3月17日[1] - )は、日本政治家静岡県熱海市長(5期)。国土庁職員、岩國哲人衆議院議員、藤末健三参院議員秘書を経て2006年から現職。

来歴

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東京都生まれ[1]1985年(昭和60年)3月、東京工業大学工学部土木工学科卒業[1]1988年(昭和63年)3月、東京工業大学大学院修士課程土木工学専攻修了、同年4月に国土庁(現国土交通省)に入庁[1]1995年(平成7年)5月、米国デューク大学大学院経営学修士課程修了[1]

2001年(平成13年)1月学校法人滋慶学園に勤務する[1]2004年(平成16年)2月、衆議院議員政策担当秘書となる[1]。同年12月に参議院議員政策担当秘書となる[1]

2006年(平成18年)9月10日執行の熱海市長選挙に無所属で出馬。4選を目指す現職の川口市雄、プロレスラーアントニオ猪木の実兄の猪木快守ら3人を破り、初当選を果たす。

2010年(平成22年)9月12日執行の市長選において再選。2014年(平成26年)9月7日執行の市長選において3選。2018年(平成30年)9月9日執行の市長選は告示日(9月2日)に対立候補が立候補しなかったため無投票当選で4選。

2019年令和元年)5月16日、静岡・愛知・岐阜・三重の4県の市長で構成される東海市長会の会長に選出(任期は6月12日から1年間)[2]

2022年6月27日夜、熱海市伊豆山土石流災害が発生から1年を迎えるのを前に齋藤市長が被災者や遺族でつくる「熱海市盛り土流出事故被害者の会」ら3人と市役所で会談し、「行政としてやるべきことができていなかった。申し訳なかった。」と謝罪した[3]。8月16日、犠牲者遺族ら4人が齋藤市長への業務上過失致死容疑での告訴・告発状を熱海警察署に提出した[4]

2022年9月11日投開票の市長選で5選。

人物

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好きな言葉は「挑戦、夢、ベンチャー、開拓者精神」である[5]。好きな著書は細川護熙、岩國哲人著『鄙の論理』、ピーター・ドラッカー著『ネクスト・ソサエティ』である[5]。家族は妻がいる[5]

人生で最も影響を受けたことは、大学3年の夏季実習で旧社会主義体制のチェコスロバキアに行ったことである[5]。40人のヨーロッパの学生たちと寮生活を送り、大きなカルチャーショックを受けた[5]。同時に「社会は自らの手で変えることが出来る」と感じたという[5]

2020年1月、日本共産党第28回大会の来賓あいさつで齊藤は「常に市民、生活者の視点を持っている日本共産党の役割には大きなものがある。今後とも市民、生活者の視点を持った揺るぎない政党としてその力を発揮していただきたいと考えている」と述べている[6]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 市長のプロフィール熱海市役所。2013年6月14日閲覧。
  2. ^ 東海市長会、新会長に斉藤熱海市長選任 伊豆市で通常総会 - 伊豆新聞 2019/5/17
  3. ^ 伊豆山土石流 齋藤市長「行政に不備があった」遺族に初めて謝罪(2022年6月29日)。熱海ネット新聞。
  4. ^ 伊豆山土石流 遺族らが齋藤市長を告訴・告発、市長選を前に異例の事態(2022年8月16日)。熱海ネット新聞。
  5. ^ a b c d e f 詳しい市長のプロフィール熱海市役所。2021年7月12日閲覧。
  6. ^ 日本共産党第28回大会 来賓あいさつ熱海市長 齊藤栄さん“市民視点”揺るがぬ政党しんぶん赤旗。2021年7月12日閲覧。

外部リンク

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公職
先代
川口市雄
熱海市旗静岡県熱海市長
2006年 -
次代
現職