政田駅
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政田駅 | |
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ホーム跡(2017年5月) | |
まさだ MASADA | |
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所在地 |
岐阜県本巣市 北緯35度26分23秒 東経136度38分47秒 / 北緯35.439738度 東経136.646417度 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 揖斐線 |
キロ程 | 9.5 km(忠節起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
616人/日 -1992年[1]- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)4月6日 |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
政田駅(まさだえき)は岐阜県本巣市にあった名古屋鉄道揖斐線の駅。
歴史
[編集]揖斐線の前身である美濃電気軌道によって1926年(大正15年)に開業した駅である。戦後の1962年(昭和37年)には駅舎が改築、その10年後には無人駅となっている。揖斐線は2005年(平成17年)に全線が廃止され、これに伴い当駅も廃駅となった。
- 1926年(大正15年)4月6日 - 美濃電気軌道北方線の北方町駅(のちの美濃北方駅) - 黒野駅間の開業と同時に開設[2][3]。
- 1930年(昭和5年)8月20日 - 美濃電気軌道が名古屋鉄道(初代。同年中に名岐鉄道に改称し、1935年より名古屋鉄道に再改称)に合併。同社の揖斐線の駅となる[3]。
- 1962年(昭和37年)8月10日 - 新駅舎完成[3]。
- 1972年(昭和47年)11月1日 - 無人化[4](同年10月21日の単線自動化によるもの)。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 揖斐線の忠節駅 - 黒野駅間が営業廃止。廃駅[5]。
駅構造
[編集]ホーム2面2線の交換可能駅であった。揖斐線では当駅以外に尻毛駅と美濃北方駅が交換可能駅であったが、この2駅は上り線が片側分岐する形態であったのに対し、当駅は上下線ともY字に分岐する形態をとっていた[6]。
配線図
[編集] ← 黒野方面 |
→ 忠節方面 |
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凡例 出典:[7] |
利用状況
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は616人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中263位、 揖斐線・谷汲線(24駅)中7位であった[1]。
近隣施設
[編集]- 真正郵便局
- 岐阜バス・政田バス停(代替交通手段)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年4月13日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、220-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、881頁。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、52-53頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、143頁。ISBN 4-7942-0796-4。
- ^ 堀幸夫 「日本の路面電車現況 - 名古屋鉄道岐阜市内線・美濃町線」、『鉄道ピクトリアル No.688 2000年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.181
参考文献
[編集]- 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 978-4-53305-883-7。
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790025-8。