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揖斐川歴史民俗資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
揖斐川歴史民俗資料館
施設情報
前身 揖斐川町郷土資料館
揖斐川町歴史民俗資料館[1]
専門分野 (旧)揖斐川町の歴史・民俗
収蔵作品数 約8500点[2]
事業主体 揖斐川町
建物設計 車戸慎夫[3]
延床面積 1196m2[3][4]
開館 1972年(昭和47年)4月10日
所在地 501-0603
岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方901番地5
位置 北緯35度29分53.0秒 東経136度33分55.9秒 / 北緯35.498056度 東経136.565528度 / 35.498056; 136.565528座標: 北緯35度29分53.0秒 東経136度33分55.9秒 / 北緯35.498056度 東経136.565528度 / 35.498056; 136.565528
プロジェクト:GLAM
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揖斐川歴史民俗資料館に移築された、徳山村戸入の古民家

揖斐川歴史民俗資料館(いびがわれきしみんぞくしりょうかん)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町にある博物館

概要

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  • 地方自治法第244条の2の規定に基づき設置されている揖斐川町の博物館の一つである[5]。揖斐川町のうち、主に(旧)揖斐川町の歴史民俗に関する資料の保管展示の施設である。
  • 1972年(昭和47年)4月10日、(旧)揖斐川町の揖斐川町郷土資料館として開館[6][7]。揖斐川町三輪1300番地の旧・揖斐川町役場の建物を転用し、揖斐川町立図書館を併設していた。1987年(昭和62年)11月3日、現在地に新築移転。同時に揖斐川町歴史民俗資料館として開館[1]2005年(平成17年)に(旧)揖斐川町が谷汲村久瀬村春日村坂内村藤橋村と合併し、(新)揖斐川町が発足すると、揖斐川歴史民俗資料館に改称する。
  • 常設展示のほか、年に数回の企画展、年に1回の特別企画展が行われる。
  • 屋外には(旧)徳山村戸入地区の茅葺民家江戸時代末期建築)が移築されている。
  • 建物は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)平屋建て(一部2階建)[3][4]1987年(昭和62年)3月31日竣工[1]。1987年度日本建築家協会東海支部東海賞を受賞している[8]

主な展示内容

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  • 出土品
縄文時代から古墳時代の石器・土器
  • 舟運資料
揖斐郡北方村森前(現・揖斐川町北方)には揖斐川の川湊があり、上流部からの小型舟(奥行舟)と下流部の中型舟(せどり舟)の物資の積み替えが行われていた[9]。揖斐川の漁具なども展示。
  • 揖斐の祭り
三輪神社の例祭の揖斐祭り曳山の見送り幕、5輌の曳山の模型などを展示。
  • 民俗資料
  • 昭和時代の駄菓子屋、酒屋
  • (旧)徳山村民家(揖斐川町指定文化財)

利用案内

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  • 所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方901番地5
  • 開館時間:9:00 - 17:00
  • 休館日:月曜日、祝日の翌日(当該日が土日月曜日の場合は火曜日)、年末年始(12月29日 - 1月3日)
  • 入館料:大人110円、小中学生50円、6歳未満無料

交通アクセス

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公共交通機関

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参考文献

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  • 揖斐川町史編集委員会 編『揖斐川町史 追録編』揖斐川町、2005年。 

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 揖斐川町史編集委員会 2005, p. 107.
  2. ^ もっと知りたい!揖斐川・揖斐川流域のこと(平成28年度中部地域におけるESD推進のための先導的拠点整備業務)” (PDF). 環境省中部環境パートナーシップオフィス. 2022年2月26日閲覧。
  3. ^ a b c 登録建築家詳細(車戸慎夫)”. 日本建築家協会東海支部. 2022年2月26日閲覧。
  4. ^ a b 揖斐川町史編集委員会 2005, p. 108.
  5. ^ 揖斐川町博物館の設置及び管理に関する条例”. 揖斐川町. 2022年2月26日閲覧。
  6. ^ 岐阜の博物館№14(1972年7月12日)” (PDF). 岐阜県博物館協会. 2022年3月2日閲覧。
  7. ^ 揖斐川町史編集委員会 2005, p. 301.
  8. ^ これまでの東海賞の受賞業績・作品”. 日本建築家協会東海支部. 2022年2月26日閲覧。
  9. ^ KISSO VOL.68” (PDF). 国土交通省中部地方整備局木曽川下流河川事務所. 2022年2月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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