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忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スーパー戦隊シリーズ > 忍風戦隊ハリケンジャー > 忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE
忍風戦隊ハリケンジャー
シュシュッと THE MOVIE
監督 渡辺勝也
脚本 宮下隼一
原作 八手三郎
製作
出演者
音楽 三宅一徳
主題歌 「ハリケンジャー参上! ~シュシュッと銀幕バージョン~」
歌:高取ヒデアキとハリケンオールスターズ
撮影 菊池亘
編集 洲崎千恵子
製作会社 東映
配給 東映
公開 2002年8月17日
上映時間 30分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 14.3億円[1]
前作 劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える
次作 爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!
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忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』(にんぷうせんたいハリケンジャー シュシュッと ザ ムービー)は、2002年8月17日より東映系で公開された日本の映画作品。特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」『忍風戦隊ハリケンジャー』の映画化作品である。同時上映は『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』。

概要

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前作『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』『劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』の好評につき制作された劇場版。前作は9月の公開だったが、前作の好評を受けて本作品は8月に公開された[2]

テレビシリーズに先駆けて天雷旋風神が登場するが、テレビとは設定が異なる。エンディングは登場人物たちが主題歌に乗せて踊るもので[注釈 1][2][4]、以降『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』までこのパターンが続き、次作『爆竜戦隊アバレンジャー』からはテレビシリーズでも「踊るエンディング」が使用される[4]

オープニング興行成績は2002年度の東映配給作品として上位の成績を収め公開延長された[2]

登場人物

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テレビシリーズにも登場する登場人物は忍風戦隊ハリケンジャー#登場人物を参照。

ライーナ姫
アストラム第4惑星の王女。じゃじゃ馬な性格。玉喰いの儀と呼ばれる儀式で自らの体を焼くことで、その肉体は不老不死の妙薬となる。その隠された能力を宇宙忍猿ザール一族が狙って暗躍する。彼女のキスによって無限斎は一時的に人間に戻る。
ナックル
ライーナ姫の従者の小型ロボット。普段は手裏剣に変形している。
宇宙忍猿ヒザール
サルに似た姿を持つ宇宙忍者集団、宇宙猿忍ザール一族の一人。火炎を操る宇宙忍法を使用する。ジャカンジャに加わる手土産としてライーナ姫を誘拐しようとするが、ハリケンジャーに阻まれる。しかし、本来の目的は玉喰いの儀の場所をつきとめることであり、ジャカンジャを利用していたに過ぎなかった。
宇宙忍猿ブリザール
サルに似た姿を持つ宇宙忍者集団、宇宙猿忍ザール一族の一人。言葉は一切話さない。冷気を操る宇宙忍法を使用するほか、生物を思い通りに操る能力を持つ。
合体宇宙忍猿アシュラザール
ヒザールとブリザールが宇宙忍法・巨大身の術で合体した姿。全てのカラクリ巨人の攻撃を受けてもその攻撃を全て跳ね返す実力を持つ。
  • デザインを担当したさとうけいいちは当初スーツアクターが2人で入るスーツを希望していたが、採用されなかったため人型のデザインとなった[6]
再生宇宙忍者軍団
ブリザールに操られたサタラクラの宇宙忍法によって再生した宇宙忍者たち。ヒゲナマ頭巾、クッツク法師、ケッカイ坊、クリソッツ坊、フタブタ坊が復活した。それぞれが仮面をつけている。

キャスト

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声の出演

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スーツアクター

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スタッフ

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音楽

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エンディング曲「ハリケンジャー参上! ~シュシュッと銀幕バージョン~」
作詞:及川眠子 / 作曲・編曲:池毅 / 歌:高取ヒデアキとハリケンオールスターズ
挿入歌「ハリケンジャー参上!」
作詞:及川眠子 / 作曲・編曲:池毅 / 歌:高取ヒデアキ

ソフト化

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  • 忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE(DVD1枚組、2003年2月21日発売[10]
    • 映像特典
      • メイキング of シュシュッと THE MOVIE
      • 製作発表会
      • 完成披露試写会舞台挨拶
      • 初日舞台挨拶
      • 特報・劇場予告編・TVスポット集
      • デザイン画集
      • フォトギャラリー
    • 初回限定特典
      • 特製ロングカード(3枚)

レンタル用DVD・VHSは2003年2月14日にリリースされた[10]

脚注

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注釈

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  1. ^ ウェンディーヌ役の福澄美緒によると当初はハリケンジャーたちだけが歌う予定だったが、渡辺勝也の「せっかくの映画なんだから」という理由で現在の形になったと証言している[3]
  2. ^ a b c d ノンクレジット

出典

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  1. ^ 2002年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  2. ^ a b c 「106号巻末特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2003」『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ、2003年5月1日、151頁、雑誌コード:01843-05。 
  3. ^ 宮島和宏(編)「INTERVIEW & PHOTOGRAVURE 福澄美緒」『東映ヒーローMAX』2002 Vol.3、辰巳出版、2002年12月10日、42-43頁、ISBN 4-88641-829-5、雑誌66040-36。 
  4. ^ a b 21st 4 2017, p. 30, 「スーパー戦隊その極意 Volume4 Dance! Dance! Dance!」
  5. ^ 百化繚乱 下之巻 2012, p. 219.
  6. ^ a b c 百化繚乱 下之巻 2012, p. 157
  7. ^ a b 福沢博文”. 株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー. 2011年4月27日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g 忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE - MOVIE WALKER PRESS
  9. ^ a b c d e f g h JAE出演者情報2002年9月のサイト(2006年12月1日時点のアーカイブ)
  10. ^ a b 「DVD発売! シュシュッと THE MOVIE」『東映ヒーローMAX』Vol.4、辰巳出版、2003年3月10日、73頁、ISBN 978-4886418463 

参考文献

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