役者買い
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役者買い(やくしゃがい)は役者を独占的に個人契約すること。
江戸時代、人気の歌舞伎役者を贔屓筋の客が、座を設けて呼び寄せる習慣があった。女性が金を払って歌舞伎役者を男妾とする場合もあった[1]。役者買いができるのは、豪商の後家や大奥の奥女中くらいだという[1]。明治5年、歌舞伎役者の役者買いを重ね、主人を毒殺した「毒婦夜嵐おきぬ」事件が起きている。
脚注
[編集]- ^ a b “歌舞伎役者だけではなく相撲力士も?「男妾」というお仕事 ~女は若い男を自分好みに仕込む~ | 歴史人”. 歴史人. 2021年11月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 白倉敬彦『江戸の男色 上方・江戸の「売色風俗」の盛衰』洋泉社、2005年。