彦根神社
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彦根神社 | |
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彦根神社拝殿 | |
所在地 | 滋賀県彦根市後三条町122番地 |
位置 | 北緯35度15分40.3秒 東経136度15分10.9秒 / 北緯35.261194度 東経136.253028度座標: 北緯35度15分40.3秒 東経136度15分10.9秒 / 北緯35.261194度 東経136.253028度 |
主祭神 | 活津日子根命 |
社格等 | 村社 |
本殿の様式 | 一間社流造 |
例祭 | 5月3日 |
彦根神社(ひこねじんじゃ)は滋賀県彦根市後三条町に鎮座する神社である。村社。
祭神
[編集]神紋
[編集]歴史
[編集]大洪水によって多賀久徳の地より流れ着いた御神体を祀り、「川流れの明神」又は「田苗大明神」と称され、土地の鎮守の神として今日に至ると伝えられる。創祀年代、由緒等は不詳である。
近江彦根藩第7代当主、井伊直惟の時代に、彦根の地名由来の神を城下近くに祀ることとなった。勝野相馬五太夫は、命を受けて神道宗家、京都吉田家の家臣鈴鹿一族や、長久寺の住職などを通じて、享保十九年(西暦1734年)五月二十八日、田中神社の相殿に活津彦根命を勧請した。同年の八月五日、卜部兼雄の告文を受け、田中神社の社号を彦根神社と改めた。
明治初年、廃仏毀釈が行われたため、仏教色が濃い田中神社は撤去される恐れがあった。社を存続させるため、田中神社を廃社とし、岡神社と彦根神社の一社二神の神社となった。現在も神社庁には彦根神社(祭神 活津日子根命)、境内社岡神社(祭神 須佐之男命)[1]と登録されている。彦根神社の社紋は、井伊家ゆかりの井桁と橘とし、彦根の惣社となった。
祭事
[編集]- 神霊に奉仕して神霊を慰め、祈る祭
参詣者が神殿直前で参詣できるように、本殿玉垣の神門および両本殿の正面扉を開放する日時
- 毎月1日と15日
- 4月~10月は、午前6時半~9時までの間
- 11月~3月は、午前7時~9時半までの間
- 年末年始
- 12月31日 18時から翌日1月1日元旦の16時
- 1月2日 8時~16時
- 1月3日 8時~15時
境内社
[編集](摂社・末社)
- 岡神社(おかじんじゃ)
- 田中神社を廃社とし、岡神社を一神として届け出たのは、延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)の坂田郡五座中の岡神社(米原市間田に鎮座)の末社であったこと、古代後三条は坂田郡に属していたことに拠る。この神を奉祀(敬い奉ること)することは、必然の理であると由緒付けをした[2]とされる。
参考文献
[編集]- 彦根神社維持管理運営検討委員会『彦根神社の紹介 地域の歴史および文化を知る参考として』彦根神社維持管理運営検討委員会 平成26年4月
外部リンク
[編集]- 彦根神社(滋賀県神社庁)(2020年7月11日閲覧)。