当帰四逆加呉茱萸生姜湯
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当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)は、漢方方剤の一つ。医療用医薬品と薬局等で販売している一般用医薬品がある。味は非常に苦みが強く、飲みにくいため錠剤漢方もある[1]。男女を問わず冷え症状に良く使われる。
効果・効能
[編集]手足の冷えを感じ、下肢が冷えると下肢又は下腹部が痛くなり易いものの、下記の諸症に用いる[2]。
適応症
[編集]手足の冷えを感じ、下肢が冷えると下肢又は下腹部が痛くなり易いものの、次の諸症:しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、月経痛[3]
組成
[編集]7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.0gを含有する。
大棗5.0g、桂皮3.0g、芍薬3.0g、当帰3.0g、木通3.0g、甘草2.0g、呉茱萸2.0g、細辛2.0g、生姜1.0g[3]
相互作用
[編集]併用注意
[編集]次の薬剤との併用により、偽アルドステロン症、ミオパチーが出現しやすくなる[3]。
副作用
[編集]次の副作用がある[3]。
重大な副作用
[編集]偽アルドステロン症、ミオパチー
その他の副作用(頻度不明)
[編集]注意事項
[編集]高齢者は生理機能の低下、妊産婦、授乳婦、小児は安全性が未確立であり、注意が必要である[3]。