コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

弥生駅 (北海道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
弥生仮乗降場から転送)
弥生駅
やよい
Yayoi
唐松 (2.0 km)
(1.3 km) 幾春別
地図
所在地 北海道三笠市弥生町1丁目
北緯43度15分24.1秒 東経141度56分34.6秒 / 北緯43.256694度 東経141.942944度 / 43.256694; 141.942944座標: 北緯43度15分24.1秒 東経141度56分34.6秒 / 北緯43.256694度 東経141.942944度 / 43.256694; 141.942944
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 幌内線
電報略号 ヤヨ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1948年昭和23年)1月25日[1]
廃止年月日 1987年(昭和62年)7月13日[1]
キロ程 16.8 km(岩見沢起点)
キロ程 5.9 km(三笠起点)
備考 幌内線廃線に伴い廃駅
テンプレートを表示

弥生駅(やよいえき)は、かつて北海道三笠市弥生町1丁目に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)幌内線(支線)の廃駅)である。電報略号ヤヨ事務管理コードは▲131522[2]

歴史

[編集]
1976年の弥生駅と周囲500 m範囲。左下が岩見沢方面。少しカーブした石組み土盛の単式ホーム1面1線を有する。かつては幾春別側踏切付近から中央上端に残されている住友石炭鉱業弥生砿のポケットへ向けて、専用線が敷かれていたが、奔別砿と地下で繋がり、昭和35年10月に奔別側(幾春別駅)からの出炭に統合され、弥生側の設備は廃棄されて専用線も廃止された。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

当地の住民による請願駅であった。

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

この地域の地区名より。1914年大正3年)に村井弥吉が炭鉱の試掘をはじめ、弥生炭砿と名付けられたものが地区名となったものである。

この「弥生」の由来については、「開坑の時期が弥生の節句3月3日)であった[7]」とする説や、「弥吉が生んだ炭鉱という意味[8]」とする説がある。

駅構造

[編集]

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する無人駅(簡易委託駅)であった。1987年1月末に不審火により駅舎は焼失してしまい、廃止時点ではプレハブ小屋を駅舎として利用していた。

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
北海道旅客鉄道(JR北海道)
幌内線
唐松駅 - 弥生駅 - 幾春別駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、842頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、222頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 「日本国有鉄道公示第336号」『官報』1951年12月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、189, 499頁。doi:10.11501/12065988ISBN 4-533-00503-9https://dl.ndl.go.jp/pid/12065988 
  5. ^ “日本国有鉄道公示第29号”. 官報. (1981年5月23日) 
  6. ^ “「通報」●幌内線萱野駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1981年5月23日) 
  7. ^ 新三笠市史 平成5年1月発行、「わが社のあゆみ」住友石炭鉱業 平成2年11月。なお、村井弥吉の名前に結びつけた説も稀に見られるが、当事者であった三笠市や住友ではその説には全く触れていない。
  8. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、61頁。ASIN B000J9RBUY 

関連項目

[編集]