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庭山英雄

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庭山 英雄(にわやま ひでお、1929年1月1日-2017年7月11日[1])は、日本法学者刑事訴訟法冤罪事件)、弁護士法学博士[2]。「狭山事件の再審を求める市民の会」代表[3]

略歴

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群馬県伊勢崎市生まれ。旧制群馬県立桐生中学校旧制学習院高等科を経て、京都大学法学部を卒業後、1963年一橋大学大学院法学研究科刑事法学修士課程修了、1966年同博士課程満期退学。指導教官は植松正[4][5]。1979年「民衆刑事司法の動態の研究」で法学博士京都大学)の学位を取得。中京大学商学部助教授、教授、香川大学法学部教授、1991年専修大学法学部教授、97年日本民主法律家協会理事長、99年定年退任[6][7]

著書

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共編著

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  • 『刑事訴訟法100講』森井暲共編著 学陽書房 法学基本講座 1986
  • 『刑事訴訟法』岡部泰昌共編 青林書院 現代青林講義 1994
  • 『被告最高裁 司法体制を問う十五の記録』編 技術と人間 1995
  • 『世界に問われる日本の刑事司法 諸外国はどう見ているのか』西嶋勝彦,寺井一弘共編著 現代人文社 1997
  • 『刑事弁護の手続と技法』山口治夫共編 青林書院 2003
  • 『痴漢冤罪の弁護』秋山賢三,荒木伸怡,生駒巖共編 現代人文社 刑事弁護シリーズ 2004
  • 『続・痴漢冤罪の弁護』秋山賢三,荒木伸怡,生駒巌,佐藤善博,今村核共編 現代人文社 刑事弁護シリーズ 2009
  • 『実務刑事弁護と証拠法』荒木和男,合田勝義共編著 青林書院 2011
  • 『はじめての刑事弁護Q&A 実践書式58』荒木和男,合田勝義共編著 青林書院 2013
  • 『公判前整理手続の実務』宮﨑大輔,寺﨑裕史共編著 青林書院 2015

翻訳

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  • グランヴィル・ウィリアムズ『イギリス刑事裁判の研究』学陽書房 1981
  • グランヴィル・ウィリアムズ『イギリス法入門』戒能通厚,松浦好治共訳 日本評論社 1985
  • ショーン・エンライト,ジェームス・モートン『陪審裁判の将来 90年代のイギリスの刑事陪審』豊川正明共訳 成文堂 1991
  • ギスリー・グッドジョンソン『取調べ・自白・証言の心理学』渡部保夫浜田寿美男村岡啓一高野隆共訳 酒井書店 1994
  • デブリン卿『同一性識別の法と科学 刑事事件における同一性識別証拠に関するデブリン・レポート』監訳 信山社出版 2000
  • T.D.ウェスターマン,J.W.バーフェインド『犯罪と裁判 日米の比較文化論』大野平吉,岩井宜子共訳 尚学社 2000
  • バーバラ・J・シャピロ『「合理的疑いを超える」証明とはなにか 英米証明理論の史的展開』融祐子共訳 日本評論社 2003
  • エドガー・W.バトラー,ジョー=エラン ヒューブナー=ディミトリウス,リチャード クルース,ヒロシ・フクライ『マクマーチン裁判の深層 全米史上最長の子ども性的虐待事件裁判』黒沢香共編訳 北大路書房 法と心理学会叢書 2004
  • G.ボーネ『裁判官の心証形成の心理学 ドイツにおける心証形成理論の原点』田中嘉之共訳 北大路書房 法と心理学会叢書 2006

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  1. ^ おくやみ;東京新聞[2018年1月]
  2. ^ 庭山英雄『民衆刑事司法の動態の研究』 京都大学〈法学博士 乙第3783号〉、1979年。hdl:2433/222067NAID 500000287470https://hdl.handle.net/2433/222067 
  3. ^ 庭山英雄「狭山事件の再審を求めて」『専修大学法学研究所紀要』第36巻、専修大学法学研究所、2011年、129-146頁、doi:10.34360/00003934ISSN 1881-8358NAID 1200067847562023年1月13日閲覧 
  4. ^ 「昭和37年度学位授与論文・博士課程単位修得論文要旨」『一橋研究』第10巻、一橋大学大学院学生会、1963年、53-56頁、doi:10.15057/6738hdl:10086/6738ISSN 0286-861X 
  5. ^ 昭和39年度および昭和40年度学位授与・単位修得論文」『一橋研究』第14巻、一橋大学大学院生自治会、1967年、70-71頁、doi:10.15057/6713hdl:10086/6713ISSN 0286-861X 
  6. ^ 『現代日本人名録』
  7. ^ 「日本民主法律家協会 歴代理事長・事務局長」日本民主法律家協会
先代
榎本信行
日本民主法律家協会理事長
1997年 - 2000年
次代
北野弘久