コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

廣瀬無線電機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広瀬無線電機から転送)
廣瀬無線電機株式会社
HIROSE RADIO&ELECTRIC CO.,LTD.
廣瀬本社ビル
種類 株式会社
市場情報 未上場
略称 廣瀬無線
本社所在地 日本の旗 日本
101-0011
東京都千代田区外神田1丁目10-5
設立 1940年12月9日
業種 卸売業
法人番号 9010001027149 ウィキデータを編集
事業内容 電気器具・電気製品の卸売
代表者 廣瀬美智俊(代表取締役社長
資本金 1億円
主要子会社 関連会社の項目を参照
関係する人物 廣瀬太吉(創業者)
外部リンク http://www.hir.co.jp/
テンプレートを表示

廣瀬無線電機株式会社(ひろせむせんでんき、英:HIROSE R&E CO.,LTD)は、東京都千代田区に本社を置く電気器具・家電製品を扱う商社

1925年(大正14年)にラジオ・部品卸商として創業し、現在は全国の家電量販店やホームセンター等への卸売事業を中心に行っている。

沿革

[編集]
  • 1925年大正14年)3月 - 東京・神田淡路町に、廣瀬太吉がラジオ卸商・廣瀬商会を創立。NHKの試験放送開始とほぼ同時期であり、「NHKと共に生まれた広瀬」を標榜している。
  • 1933年昭和8年)4月 - 現在の本社所在地・外神田に移転。株式会社廣瀬商会に改組。
  • 1940年(昭和15年)12月 - 廣瀬無線電機株式会社に社名変更。
  • 1951年(昭和26年)11月 - ヒロセテクニカルサービス株式会社を設立。
  • 1955年(昭和30年)6月 - 寿土地建物株式会社を設立。
  • 1957年(昭和32年)4月 - 廣瀬太吉が紺緩褒章を受章。
  • 1958年(昭和33年)5月 - 廣瀬太吉が藍緩褒章を受章。
  • 1965年(昭和40年)4月 - 広瀬電工株式会社を設立。
  • 1971年(昭和46年)4月 - 廣瀬太吉が勲三等瑞宝章を受章。
  • 1973年(昭和48年)10月 - 現本社ビルが完成。
  • 1978年(昭和53年)12月 - 株式会社廣瀬本社を設立。
  • 1985年(昭和60年)1月 - ヒロセテクニカルサービスが、ヒロセテクニカル株式会社に社名変更。
  • 2000年平成12年)8月 - 創業者・廣瀬太吉が死去。
  • 2003年(平成15年)2月 - 株式会社廣瀬本社と廣瀬無線電機株式会社が合併。現在の廣瀬無線電機株式会社となる。
  • 2014年(平成26年)3月 - 広瀬電工株式会社の量販部門を統合。

廣瀬本社ビル

[編集]

本社ビルは中央通り沿いにあり、地下は同人ショップメロンブックス秋葉原店」、1階は免税店AKKY II」、1 - 4階はゲームセンターHey(Hirose Entertainment Yard)」(以下「Hey」)、5階にはイベントスペースが入居している。

以前は、中央通り側に子会社の広瀬商会が運営する家電小売店「ヒロセムセン」、裏通り側に子会社のヒロセテクニカルが運営する「ヒロセパーツセンター」が入居し、その後「ヒロセムセン」廃業後の跡地に「ヒロセパーツセンター」が増床(後に店名も「ヒロセテクニカル」に改称)[1]。2002年頃、「ヒロセテクニカル」が廣瀬本社ビル2号館(外神田1丁目11-12)に移転。跡地は一時イベントスペースになった後、2003年11月13日「AKKY II」が開店する。

2001年4月29日、「Hey」が2 - 3階のみで開店[2]、4階はインターネットカフェ「Necca秋葉原店」が2001年6月23日より営業していた。Neccaは2006年12月31日をもって閉店し、跡地は「Hey」が増床[3]

裏通り側の「ヒロセパーツセンター」閉店後に「HIROSE DVD BANK」が開店し[4]2010年10月6日に閉店する。跡地には「Hey」が12月17日に増床した。

家電量販事業

[編集]

かつてグループ会社の株式会社広瀬商会が、ヒロセムセンの屋号で家電量販店として秋葉原に3店舗を展開し、秋葉原電気街の礎を築いた老舗量販店として知られている。全盛期ではエフエム東京スポットCMを数多く流していた。現在は量販店事業から卸売業へと事業を改革。

関連会社

[編集]
  • 広瀬電工株式会社 - 電気工事、電材卸、住宅リフォームなど
  • ヒロセテクニカル株式会社 - 電気設備システムの設計・施工、秋葉原HITEC館での電子工具・部品類の小売り
  • 寿土地建物株式会社 - 秋葉原界隈の第1・第2・第3・第5電波ビルでの貸ビル事業

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ AKIHABARA SHOP LIST #080”. 秋葉原電気街振興会 (2002年). 2002年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月15日閲覧。
  2. ^ @Taito_Hey (2016年4月25日). "秋葉原Hey⚡️15周年". X(旧Twitter)より2020年5月12日閲覧
  3. ^ ネッカ秋葉原、12月31日で閉店”. GAME Watch. インプレス (2006年12月1日). 2020年4月19日閲覧。
  4. ^ DVD BANK”. 廣瀬無線電機 (2007年). 2007年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月26日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 沿革”. 廣瀬無線電機 (2014年). 2017年4月22日閲覧。
  • 沿革”. 広瀬電工 (2008年). 2017年4月22日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]