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広島県道287号上蒲刈島循環線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道
広島県道287号標識
広島県道287号 上蒲刈島循環線
一般県道 上蒲刈島循環線
路線延長 18.7 km
起点 広島県呉市蒲刈町宮盛【北緯34度9分22.8秒 東経132度31分16.7秒 / 北緯34.156333度 東経132.521306度 / 34.156333; 132.521306 (県道287号起点)
上蒲刈島を巡行する環状線
終点 広島県呉市蒲刈町宮盛【北緯34度9分22.8秒 東経132度31分16.7秒 / 北緯34.156333度 東経132.521306度 / 34.156333; 132.521306 (県道287号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道356号標識
広島県道356号豊浜蒲刈線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

広島県道287号上蒲刈島循環線(ひろしまけんどう287ごう かみかまがりじまじゅんかんせん)は、広島県呉市を通る一般県道である。

概要

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上蒲刈島を一周する。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点:呉市蒲刈町宮盛(呉市蒲刈支所前)
  • 終点:呉市蒲刈町宮盛(呉市蒲刈支所前)
  • 総延長:約18.7 km

路線状況

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島の南岸すべて(向小市の浜バス停 - 初神 - 営農センターバス停)と、北岸のうち田戸港 - 大浦港の区間は2車線の快走路である。ただし制限速度に注意[注釈 1]。残る区間は、1.5車線の未改良の狭路(30 km/h制限)となっている。

島の北岸のうち、田戸港 - 立岩 - 北刈浜 - 向桟橋間は、向地区の末端部である北刈浜 - 向桟橋を除くと人家はなく、建設業者のプラントが点在する程度である。かつては田戸 - 向間の事実上唯一のルートであったが、蒲刈トンネル開通後は大雨などの異常気象で長期間通行止めにされることも多い[注釈 2]。大浦港 - 営農センターバス停間、および向小市の浜バス停 - 向桟橋間は、集落内を通過する上、瀬戸内産交さんようバスによる大型路線バスの運行もあり、運転に注意が必要である。

安芸灘大橋から大浦港へ向かう場合は、慣れない場合は初神から蒲刈広域農道(蒲刈トンネル)へ入り、田戸で県道に復帰して大浦港を目指す方がよい。なお、大型車の場合はこのルートが強く推奨されている。安芸灘大橋開通(2000年(平成12年)1月18日)に遅れること約2ヶ月後の2000年(平成12年)3月24日に呉市蒲刈町大浦原 - 呉市蒲刈町田戸初神間の通行不能区間が解消され、ようやく自動車で島内一周ができるようになった。田戸トンネルの前後に、海岸沿いを走る1 - 1.5車線の旧道が残っている。ただし現在は倒木や土砂崩れのため不通となっている[注釈 3]

道路施設

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トンネル

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  • 原トンネル:延長303 m1999年平成11年)竣工、呉市
映画『海猿』で、バスに乗った大輔と環菜のキスシーンの撮影が行われたのはここ。なお、このバス停は映画のために用意されたセットであり実在しないが、2008年(平成20年)11月19日に約300 m西にさんようバスのバス停が設置された[1]
  • 大浦トンネル:延長784 m、2008年(平成20年)竣工、呉市

地理

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通過する自治体

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交する差道路

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交差する道路 交差する場所
広島県道356号豊浜蒲刈線 蒲刈町大浦
蒲刈広域農道 / 蒲刈大橋 蒲刈町向
蒲刈広域農道 / 蒲刈トンネル 蒲刈町田戸

沿線

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脚注

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注釈

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  1. ^ 田戸港 - 旧・蒲刈中学校下が、40 km/h制限区間となっている。
  2. ^ 異常気象時通行規制はかけられていない。
  3. ^ 田戸トンネル東口の蒲刈農免農道入り口から、旧道をふさぐ倒木がはっきりとわかる。

出典

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  1. ^ 映画「海猿」ロケ地紹介 県道287号線原トンネル”. 呉市. 2023年12月21日閲覧。

関連項目

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