幻住庵
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幻住庵 | |
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所在地 | 滋賀県大津市国分2丁目5 |
位置 | 北緯34度57分55.88秒 東経135度53分23.48秒 / 北緯34.9655222度 東経135.8898556度座標: 北緯34度57分55.88秒 東経135度53分23.48秒 / 北緯34.9655222度 東経135.8898556度 |
正式名 | 幻住庵 |
別称 | 幻住庵跡 |
公式サイト | 幻住庵(大津市) |
幻住庵(げんじゅうあん)は、滋賀県大津市にある松尾芭蕉の小庵。
概要
[編集]「奥の細道」の旅を終えた翌年の元禄3年(1690年)3月頃から、膳所の義仲寺無名庵に滞在していた芭蕉が、門人の菅沼曲水の奨めで同年4月6日から7月23日の約4カ月間隠棲した小庵。ここで「奥の細道」に次いで著名で、「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」の書き出しで知られる「幻住庵記」を著した。
元は曲水の伯父幻住老人(菅沼定知)の別荘で、没後放置されていたのを手直しして提供したものであり、近津尾神社の境内にある。「幻住庵」の名前の由来も幻住老人の名に由来する[1]。芭蕉は当時の印象を「いとど神さび」と表現したが、その趣は21世紀の今も変わらず残っている。現在の建物は1991年(平成3年)9月に芭蕉没後300年記念事業「ふるさと吟遊芭蕉の里」の一環で復元したものであり、敷地内には幻住庵記に「たまたま心なる時は谷の清水を汲みてみづから炊ぐ」との記述があるように、芭蕉が自炊していた痕跡 ”とくとくの清水”が今も木立の中、水を湧き出している[1]。
当時の芭蕉の句
[編集]- ”先づ頼む 椎の木も有り 夏木立”
拝観案内
[編集]アクセス
[編集]- 公共交通機関
- 自動車
備考
[編集]- 現在の幻住庵は「ふるさと吟遊芭蕉の里事業」により、1991年(平成3年)9月に建て替えられたものである[2]。