平野杏子
表示
平野 杏子(ひらの きょうこ、1930年 - )は、日本の画家、造形作家。大久保作次郎、三岸節子に師事。
略歴
[編集]1930年、神奈川県伊勢原市の事業家の家に生まれる[1]。1962年より平塚市にアトリエを構え、初期は具象的な風景や静物に才能を見せながら、次第に仏教に傾倒し、抽象的な作風の大作を発表するようになる[2]。
主な作品
[編集]- 冥海の鯤(Big Imaginary Fish in the Ocean) 1970年 油彩・キャンバス 110.8×144.4cm 東京都近代美術館所蔵
- 青い太陽 1987年 1167×807cm 油彩・キャンバス 平塚市美術館所蔵
著書
[編集]- 『平野杏子画集』(東美デザイン、1976年)
- 『磨崖仏讃 - 美の世界を新羅に求めて』(耕土社、1978年)
- 『平野杏子作品集』(平野杏子作品集刊行実行委員会、2003年)
脚注
[編集]- ^ “待望久しい平塚在住作家の特集展 平野杏子展”. 湘南ジャーナル社. 2015年12月24日閲覧。
- ^ “平野杏子展”. ミュージアムカフェ. 2015年12月23日閲覧。