平岸高台公園
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平岸高台公園 HIRAGISHI TAKADAI PARK | |
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分類 | 近隣公園[1] |
所在地 | |
座標 | 北緯43度01分36.6秒 東経141度22分29.5秒 / 北緯43.026833度 東経141.374861度座標: 北緯43度01分36.6秒 東経141度22分29.5秒 / 北緯43.026833度 東経141.374861度 |
面積 | 9595m2[1] |
開園 | 1974年(昭和49年) |
設備・遊具 | スキー山、あずまや、コンビネーション遊具、ブランコ、すべり台、砂場、鉄棒、シーソー[1] |
駐車場 | なし[1] |
平岸高台公園(ひらぎしたかだいこうえん)は、北海道札幌市豊平区平岸4条13丁目にある公園である。
概要
[編集]平岸段丘とも呼ばれる高台に所在し、あずまや付きの展望台からは手稲山までを一望することができる[1]。
園内には設立の元となった「'74はたちのつどい」の記念碑がある[1]。砂場に飾られたラクダやゾウの彫刻は、子供たちからの人気が高い[1]。
広い芝生広場には傾斜がかかっており、冬季にはそり遊びやスキー練習の場として活用される[1]。
北海道テレビ放送との関係
[編集]公園横には、2018年(平成30年)9月まで使用されていた北海道テレビ放送(HTB)の旧本社ビルがあった。
そのため、当公園は、同局のテレビ番組の収録や、同局主催イベントの開催などでたびたび使用されていた。特に、同局の深夜番組『水曜どうでしょう』の聖地として知られているが[1]、これは同番組本編の前後に放送される前枠・後枠の撮影に使用されたためで、多いときは年間5万人以上の同番組のファンが訪れていた[2]。
また、『水曜どうでしょう』以外の使用例を以下に挙げる。
- 『西部警察 PART-II』(HTBのキー局・テレビ朝日制作/北海道ロケ時はHTB制作協力)の北海道ロケのイベントで使用され、その様子が、第26話「-北都の叫び- カムバック・サーモン」(1982年12月12日)で放送された。劇中では、当時札幌市内で盛んだったカムバックサーモン運動[3]関連のイベントが開催されて人が集まっている設定になっている。ロケには、石原裕次郎や渡哲也らが参加した。
- 『水曜どうでしょう』に出演している鈴井貴之の初監督作品で、HTBが共同製作した映画『man-hole』では、ロケ地のひとつとして登場している。
- サッカー日本代表試合中継の際、HTBアナウンサーの谷口直樹が出演するHTB独自制作CMの撮影に使用された。
- HTBの『いばらのもり』では、「ダンスチーム」などのロケで使用された。
2021年(令和3年)4月にHTBと札幌市が協議し、HTBが公園の園名碑を寄贈することになった。前面には同局マスコットキャラクターのonちゃんと、豊平区のシンボルであるリンゴのシルエット、『水曜どうでしょう』ディレクターの嬉野雅道が揮毫した園名が彫刻され、背面には、HTB旧本社があったことや、『水曜どうでしょう』のロケ地であったことが記された文書が刻まれている[2]。
ギャラリー
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傾斜の前より。『水曜どうでしょう』の前枠・後枠ではこの画角で撮ることが多かった(合成)
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あずまやより西を望む
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園名碑 背面
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 公園ガイド 2014, p. 105.
- ^ a b 「水曜どうでしょう」ロケ地に園名碑。番組ロゴも,AV Watch,2021年4月23日
- ^ 札幌市内を流れる豊平川に鮭を呼び戻そうという市民運動。豊平川#鮭も参照。
参考文献
[編集]- 『新版 札幌の公園ガイド』北海道新聞社、2014年6月15日。ISBN 978-4-89453-741-5。