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幕張車両センター木更津派出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
幕張車両センター
(木更津派出)
幕張車両センター木更津派出(画像中央部)
基本情報
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 首都圏本部
所属略号 都マリ
配置両数
機関車 0両
電車 401両
気動車 10両
客車 0両
貨車 16両
合計 427両
備考 2023年4月1日現在のデータ[1]
(配置車両数は幕張車両センター全体のもの)
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幕張車両センター木更津派出(まくはりしゃりょうセンターきさらづはしゅつ)は、千葉県木更津市木更津駅構内にある東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部車両基地久留里線で運用される車両が配置されている。旧幕張電車区木更津支区

構内にある転車台は千葉県唯一のものである[2]

配置車両に記される略号

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千マリ」…千葉支社を意味する「千」と、幕張を意味する「マリ」から構成される。

歴史

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配置車両

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以下は2023年4月1日現在の配置車両である[1]。配置車両は全て気動車で、久留里線で運用されている。

キハE130系

キハE130系(10両)

  • 100番台(101-110)10両が配置されている。2012年9月より配置され、12月1日に運用を開始した。
  • その他、当派出の配置車ではないが千葉支社管内の工臨に使用されるぐんま車両センター配置のDE10形ディーゼル機関車が1 - 2両常駐している。臨時列車を牽引することもある。
  • 夜間は久留里線車両の留置は少なく(上総亀山駅、久留里駅に夜間滞泊)、内房線電車の留置拠点としても利用される。
  • 千葉支社管内で蒸気機関車客車、他区の気動車が運転される際は木更津派出に留置されることが多い。

過去の配置車両

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キハ30系

キハ30系

  • 0番台3両 (62, 98, 100) が配置され、2012年12月1日まで運用されていた。
  • キハ38型が1996年に転入してくる以前は多くの車両(キハ35/36形も含む)が在籍しており、1988年までは木原線(現・いすみ鉄道いすみ線)でも運用されていた。キハ35系列の中には新製配置から廃車まで千葉県を離れることのない車輌も存在した。
  • JR化後の塗装は、首都圏色→旧久留里線色(東京湾アクアラインをイメージしたもの)→新久留里線色(青と緑のライン)→旧国鉄気動車色と推移した。
  • 最終期まで配置されていた3両は、運用終了後は62がいすみ鉄道国吉駅で保存され、98と100は水島臨海鉄道に譲渡された。
キハ37系

キハ37系

  • 0番台1両、1000番台2両が配置され、2012年12月1日まで運用されていた。
  • 1983年に当時の佐倉機関区木更津支区に新製配置されたもので、2012年の引退まで一貫して久留里線で活躍した。
  • JR化後の塗装は、首都圏色→旧久留里線色→新久留里線色と推移した。
  • 運用終了後は全車が水島臨海鉄道に譲渡された。
キハ38系

キハ38系

脚注

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  1. ^ a b 交友社鉄道ファン』2023年7月号 「JR旅客会社の車両配置表」
  2. ^ 人力で動かす方式である(車両を載せたときには職員が4 - 5人で動かす)。現在は片運転台の気動車の配置がなくなったため、本来の用途での使用は蒸気機関車の入線時くらいで、通常は分岐器代わりに使用されている。

関連項目

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