常楽院 (板橋区)
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常楽院 | |
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所在地 | 東京都板橋区前野町4-20-8[1] |
位置 | 北緯35度46分16.6秒 東経139度41分26.9秒 / 北緯35.771278度 東経139.690806度座標: 北緯35度46分16.6秒 東経139度41分26.9秒 / 北緯35.771278度 東経139.690806度 |
山号 | 熊野山[2] |
院号 | 常楽院 |
宗旨 | 新義真言宗[2] |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 不動明王[2] |
創建年 | 江戸時代初期 |
開山 | 賢鏡 |
正式名 | 熊野山法界寺常樂院 |
別称 |
土器寺[1] 寺号:法界寺[2] |
札所等 | 豊島八十八ヶ所霊場25番札所、北豊島三十三ヶ所霊場25番札所 |
文化財 | 前野町遺跡出土弥生土器(東京都指定有形文化財)[3] |
法人番号 | 3011405000390 |
常楽院(じょうらくいん)は、東京都板橋区にある真言宗豊山派の寺院。
概要
[編集]江戸時代初期、賢鏡(1680年寂)によって開山された。山号の「熊野山」という関係からか、区内の前野町の東熊野神社や前野町の西熊野神社や熊野町の熊野神社の別当寺でもあった。
当寺は幕末期に寺子屋を開いている。当寺が所蔵している杉戸絵には、寺子屋の子供のいたずら書きも残されている[4]。
当院周辺は「前野町遺跡」と呼ばれる遺跡があり、多くの弥生土器が出土している。これらの土器は弥生時代末期を象徴する土器ということで「前野町式土器」と呼ばれている。
当院はこの前野町式土器を収蔵していることから、別名「土器寺」と呼ばれている[1]。