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常憲院霊廟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

常憲院霊廟(じょうけんいんれいびょう)は、江戸幕府5代将軍徳川綱吉霊廟。上野寛永寺に造営された。豪華な彫刻で飾られていたが、1945年3月10日の東京大空襲により焼失した。

概要

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建築物

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以下の建造物が国宝保存法に基づく国宝(現行法の「重要文化財」に相当)に指定されていた。

建造物は1930年5月23日指定[1]
  • 常憲院(徳川綱吉)霊廟
    • 本殿・相之間・拝殿(1棟)
    • 前廊
    • 中門
    • 左右廊 2棟
    • 渡廊
    • 透塀
    • 仕切門
    • 鐘楼
    • 水盤舎
    • 勅額門
    • 奥院宝塔(銅造)
    • 奥院唐門(銅造)

被葬者

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  • 常憲院(5代将軍、徳川綱吉)

以下の将軍らが合祀されている。

現状

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寛永寺常憲院霊廟勅額門

1945年3月10日の東京大空襲により大部分の建物が焼失。以下の建造物が残る。

  • 常憲院霊廟勅額門及び水盤舎 2棟
    • 勅額門
    • 水盤舎
  • 常憲院霊廟奥院 6棟
    • 奥院宝塔
    • 奥院唐門
    • 附 有徳院宝塔
    • 附 温恭院宝塔
    • 附 天璋院宝塔
    • 附 孝恭院宝塔

参考文献

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  • 文化庁「戦災等による焼失文化財」

脚注

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  1. ^ 昭和5年5月23日文部省告示第161号(参照:国立国会図書館デジタルコレクション

関連項目

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