市民のうた (稚内市)
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市民のうた(稚内市) | |
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作詞 |
新井明夫 吉田弘(補作) |
作曲 | 上原賢六 |
採用時期 | 1968年5月5日[1] |
言語 | 日本語 |
「市民のうた」(しみんのうた)は日本の北海道稚内市が制定した市民歌である。作詞・新井明夫、補作・吉田弘、作曲・上原賢六。
解説
[編集]1968年(昭和43年)の開基90周年、市制20周年記念事業として同年4月1日に「稚内市市民憲章」を制定したことに続き歌詞の懸賞募集を行い、全188篇の応募作から「市民のうた」と「ふるさとを愛する」の2篇を選定した後、地元出身で「宗谷岬」の作詞者として知られる吉田弘が補作を行った[2]。作曲は市からテイチク専属の上原賢六に依頼されたものである[1]。初演奏は5月5日の市民憲章制定記念式典で行われ、入選者の表彰が行われた後に参加者一堂で「市民のうた」を斉唱した[2]。
「市民のうた」の歌詞と楽譜は1972年(昭和47年)に刊行された『稚内市民のスポーツ意識』に収められているが、市のサイトでは紹介されていない。
ふるさとを愛する
[編集]「ふるさとを愛する」(ふるさとをあいする)は「市民のうた」と同時に選定された稚内市の市民歌である[2]。作詞・藤林満夫、補作・吉田弘、作曲・上原賢六。
「市民のうた」との用途の使い分けについては特に明示されていない。
参考文献
[編集]- 松坂弘康『稚内市民のスポーツ意識』(稚内市教育委員会、1972年)
- 稚内市史編さん委員会 編『稚内市史』第2巻(稚内市役所、1999年) NCID BN02010860
- 中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0