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左胃動脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
左胃動脈
左胃動脈腹腔動脈の他の分枝(胃in situ)。左胃動脈は小彎近くに確認できる。
左胃動脈は2番の2つの矢印のうち、上の矢印の方である。
概要
供給源 腹腔動脈
表記・識別
ラテン語 arteria gastrica sinistra
グレイ解剖学 p.603
TA A12.2.12.013
FMA 14768
解剖学用語

人体の解剖学において、 左胃動脈(ひだりいどうみゃく、英語: left gastric artery)は、腹腔動脈から生じ、小彎の上部に沿って走る。分枝は下部の食道に供給する。左胃動脈は右から左に走る右胃動脈と吻合する。

臨床的意義

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疾患としては、左胃動脈は消化性潰瘍に関わっている可能性がある。潰瘍が胃の粘膜を通って動脈の分枝に入り込むと、に大量の失血を引き起こし、吐血メレナなどの症状が出ることがある。

イメージ

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胃への血液供給。左胃動脈及び右胃動脈左胃大網動脈及び右胃大網動脈短胃動脈[1]
腹腔動脈とその分枝。胃を上にあげ腹膜を除いている。
膵臓と脾臓周りの動脈と静脈

脚注

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  1. ^ Essential Clinical Anatomy. K.L. Moore & A.M. Agur. Lippincott, 2 ed. 2002. Page 150

外部リンク

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