川西芙沙
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川西 芙沙(かわにし ふさ、1939年1月6日 - )は、日本の翻訳家。本名は飯吉寿美子。夫はドイツ文学者の飯吉光夫。
略歴
[編集]東京都出身。早稲田大学文学部独文学科卒業。白百合女子大学講師、朝日新聞児童書書評委員などを経て、朝日カルチャーセンター講師、軽井沢絵本の森美術館顧問、ルンビニ幼稚園顧問。40歳を過ぎてシルエットロマンスの翻訳を始め、のちドイツ児童文学などの翻訳に従事する。
著書
[編集]- 『ドイツ=おもちゃの国の物語』(東京書籍) 1996
- 『絵本のちから』(大和出版) 2000 、のち改題『絵本の贈りもの』(三修社) 2004
翻訳
[編集]- 『メールヘン』(ゲーテ、国書刊行会、ドイツ・ロマン派全集8) 1983
- 『ニーベルングの指環』(ウル・デ・リコ、サンリオ) 1984
- 『少年は戦場から消えた』(ルドルフ・フランク、小学館) 1985
- 『エンデのいたずらっ子の本』(ミヒャエル・エンデ、飯吉光夫共訳、岩波書店) 1987
- 『ぬいぐるみテディのぼうけんミステリー』(マレグレート・レティヒ、川西ふさ名義訳、偕成社) 1990
- 『まきばにおつかい』(コビー・ホル、ほるぷ出版) 1990
- 『チェンジオブハート』(サリー・マンデル、サンリオ) 1990
- 『レーナとゆきだるま』(コビー・ホル、ほるぷ出版) 1990
- 『魔法くらべ 五つのやさしい物語』(Heike von Eckardstein共著、朝日出版社) 1990
- 『はじめてのぼうけん』(マルグレート=レティヒ、偕成社) 1991
- 『わたしのだいすきなエンゼルおばあちゃん』(インゲボルグ・ロータッハ、くもん出版) 1991
- 『魔法のカクテル』(ミヒャエル・エンデ、岩波書店) 1993
- 『「愛」の悪魔』(ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー編、晶文社) 2001 - ブレンターノの書簡集
- 『ルティおばさん女王さまにへんしーん!』(ジビレ・ハイン、瑞雲舎) 2008
シルエット・ロマンス
[編集]- 『愛しているというあなたに』(イーディス・セント・ジョージ、サンリオ、シルエット・ロマンス) 1982
- 『それが愛となる日』(ジャネット・デイリー、サンリオ、シルエット・ロマンス) 1982、のち文庫
- 『わたしの名をささやいて』(ファン・マイケルズ、サンリオ、シルエット・ロマンス) 1982
- 『ふるえる唇』(キャロリン・ソーントン、サンリオ、シルエットスペシャルエディション) 1983
- 『冬の恋人たち』(ジャネット・デイリー、サンリオ、シルエット・ロマンス) 1983
- 『魔法の指輪』(アン・ハンプソン、サンリオ、シルエット・ロマンス) 1984
「ちびっこ吸血鬼」シリーズ
[編集]- 『ちびっこ吸血鬼はミステリーがお好き』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1987
- 『ちびっこ吸血鬼のひっこしそうどう』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1987
- 『ちびっこ吸血鬼のあぶない変身旅行』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1987
- 『ちびっこ吸血鬼のかいぶつ農場』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1987
- 『ちびっこ吸血鬼はロマンスなお年ごろ』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1987
- 『ちびっこ吸血鬼のきけんがいっぱい』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1987
- 『ちびっこ吸血鬼とアドベンチャー休暇(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1988
- 『ちびっこ吸血鬼のぶきみな廃墟の夜』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1990
- 『ちびっこ吸血鬼の暗くなるまでまって』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1991
- 『ちびっこ吸血鬼のカーニバルはおどる』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1992
- 『ちびっこ吸血鬼のひみつの診察室』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1994
- 『ちびっこ吸血鬼とおんぼろ屋敷のなぞ』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1995
- 『ちびっこ吸血鬼の婚約指輪はおあずけ!?』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1996
- 『ちびっこ吸血鬼の林間学校は恋のときめき』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1997
- 『ちびっこ吸血鬼のクリスマスはどきどき気分』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1998
- 『ちびっこ吸血鬼のようこそ! 吸血鬼のふるさとへ』(アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク、くもん出版、ちびっこ吸血鬼シリーズ) 1999
「リトルバンパイア」シリーズ
[編集]- 『リュディガーとアントン』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『地下室のかんおけ』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『きけんな列車旅行』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『モンスターの巣くつ』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『魅惑のオルガ』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『悪魔のなみだ』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『ぶきみなヤンマー谷』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『ひみつの年代記』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『あやしい患者』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『血のカーニバル』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2006
- 『真夜中の診察室』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2007
- 『清澄館のなぞ』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2007
- 『まぼろしの婚約指輪』(ボーデンブルク、くもん出版、リトルバンパイアシリーズ) 2007
「のっぽのミニ」リーズ
[編集]- 『のっぽのミニはどきどき1年生』(クリスティーネ・ネストリンガー、くもん出版、のっぽのミニシリーズ) 1994
- 『のっぽのミニとペコペコねこのマウツ』(クリスティーネ・ネストリンガー、くもん出版、のっぽのミニシリーズ) 1994
- 『のっぽのミニのわくわくクリスマス』(クリスティーネ・ネストリンガー、くもん出版、のっぽのミニシリーズ) 1994
- 『のっぽのミニのぴかぴか大へんしん』(クリスティーネ・ネストリンガー、くもん出版、のっぽのミニシリーズ) 1995
- 『のっぽのミニはきらきら大スター』(クリスティーネ・ネストリンガー、くもん出版、のっぽのミニシリーズ) 1995
- 『のっぽのミニのはらはらなつやすみ』(クリスティーネ・ネストリンガー、くもん出版、のっぽのミニシリーズ) 1995