川田周雄
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川田 周雄(かわた かねお、1911年6月13日 - 1984年7月3日[1])は、日本の英文学者、翻訳家。
略歴
[編集]東京出身。漢学者で貴族院議員を歴任した川田甕江の孫。熱帯産業社長・川田鷹の四男で、叔父で歌人・住友総本社理事の川田順の養子となる[2]。1937年京都帝国大学文学部英文科卒、京都大学医学専門学校教授、京都大学教養部助教授、教授、1974年定年退官、名誉教授、甲南大学教授。
翻訳
[編集]- 『デイジー・ミラー』(ヘンリ・ヂェイムズ、渡辺純共訳、岩波文庫)1940年
- 『キリスト教と現代』(バージル・ウイレー、武藤一雄共訳、創文社、フォルミカ選書)1955年
- 『英文学をどう読むか』(L・D・ラーナー、深瀬基寛, 安田章一郎共訳、筑摩書房)1957年
- 『死を迎える大司教』(ウィラ・キャザー、刈田元司共訳、荒地出版社、現代アメリカ文学全集2)1957年
- 『光に向つた窓 イエズスと聖フランシスコとそして私』(アーサー・タン、中央出版社、ユニヴァーサル文庫)1957年
- 『教養と無秩序他』(マシュー・アーノルド、青木雄造共訳、河出書房新社、世界大思想全集24、哲学・文芸思想篇)1960年
- 『わが生涯の弁(抄)』(ヘンリー・ニューマン、白水社、現代キリスト教思想叢書3(ニューマン、チェスタトン、エリオット))1973年