元祖ニュータンタンメン本舗
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(川崎溶き卵タンタンから転送)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒230-0071 神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-7-1 |
設立 | 1976年(昭和51年)10月1日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5020001068864 |
事業内容 |
食堂経営に関する業務、中華料理店 元祖ニュータンタンメン本舗の経営 |
代表者 | 五十嵐正悟(代表取締役) |
資本金 | 1,300万円 |
外部リンク | https://new-tantan.jp/ |
元祖ニュータンタンメン本舗(がんそニュータンタンメンほんぽ)は、神奈川県川崎市を中心に店舗を展開するタンタンメンを主とした中華系チェーンストア。株式会社みなもとが経営している。
概要
[編集]1964年(昭和39年)、五十嵐源吉が中華料理店(現在の京町店)を開業[1]。1967年(昭和42年)、肉体労働者やタクシー運転手向けにスタミナが付く料理として担々麺をアレンジし提供した[1][2]。中国本土で食べられている担々麺や日本の中華料理店で一般的に供される担々麺のいずれとも違う独自の料理であることから「ニュータンタンメン」と名付けられた[1]。
このタンタンメンは、鶏ガラや豚ガラ塩味ベース[3]のスープに粗挽きの唐辛子・溶き卵・ニンニク・ひき肉を加え調理されている[1]。ラーメン王と呼ばれるライターの石神秀幸による分類では川崎溶き卵タンタンである。
2019年11月18日、サンヨー食品によりカップ麺化され全国で発売[4]。同商品の好評ぶりを受けて、翌年9月のリニューアル時には前回の3倍となる初回出荷量で発売された[5]。
店舗
[編集]川崎市、横浜市をはじめとする神奈川県、東京都、長野県、埼玉県、宮城県、千葉県に46店舗(2022年4月現在)を有する。類似店と区別するため、直系店舗の丼の底部には創業者・五十嵐源吉の名前に由来するイソゲン(五十源)のロゴがプリントされている。
なお、店舗により味噌ラーメンや醤油ラーメン等もある。ラーメンだけではなく、餃子などのサイドメニューや焼肉、中華料理もある。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 「麺食い・列島味便り:元祖ニュータンタンメン 川崎市 担々麺ではない担々麺」『毎日新聞』2020年11月27日、18面。
- ^ “<かながわ麺紀行>(5)元祖「溶き卵系」 店ごとに違う味楽しんで”. 東京新聞. (2018年1月6日). オリジナルの2018年1月6日時点におけるアーカイブ。 2021年6月30日閲覧。
- ^ “47都道府県の「地元ならではの味」をポテトチップスで再現 地元を愛するお客様・地方自治体・カルビーが共創 神奈川の味『ポテトチップス ニュータンタンメン味』2月17日(月)発売|カルビー株式会社のプレスリリース”. PR TIMES (2020年1月11日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ “【担々麺カップ麺】知る人ぞ知る川崎方面の独自進化形『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』がカップ麺化!”. エキサイトニュース (2019年12月21日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ “川崎のソウルフード・ニュータンタンメンカップ麺 改良、店の味わいに近づく”. 東京新聞 (2020年9月13日). 2021年6月30日閲覧。