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嶺秀樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

嶺 秀樹(みね ひでき、1950年 - )は、日本哲学者関西学院大学文学部名誉教授[1]

経歴

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福井県生まれ。1974年京都大学文学部卒業。1979年同大学院文学研究科(西洋哲学史専攻)博士課程修了。1983年西ドイツテュービンゲン大学にて哲学博士[1]号取得。 関西学院大学文学部助教授、教授を歴任し、2019年退職。名誉教授となる。 2024年『絶対無の思索へ:コンテクストの中の西田・田辺哲学』で第36回和辻哲郎文化賞を受賞。

著書

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単著

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分担執筆

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  • 「間柄としての人間存在:和辻哲郎」常俊宗三郎編『日本の哲学を学ぶ人のために』世界思想社、1998年。
  • カントドイツ観念論の倫理思想」有福孝岳編『エチカとは何か:現代倫理学入門』ナカニシヤ出版、1999年。
  • 解釈学と日本の哲学」藤田正勝『知の座標軸:日本における哲学の形成とその可能性』晃洋書房、2000年。
  • 「ハイデッガーと九鬼周造」藤田正勝・卞崇道・高坂史朗編『東アジアと哲学』ナカニシヤ出版、2003年。
  • 「可能性としての実存思想」実存思想協会編『可能性としての実存思想』理想社、2006年。
  • 「「種の論理」の形成と実践の概念」木岡伸夫鈴木貞美編著『技術と身体:日本「近代化」の思想』ミネルヴァ書房、2006年。
  • 「解釈学的現象学と元初的思索」ハイデッガー研究会編『ハイデッガーと思索の将来:哲学への<寄与>』理想社、2006年。
  • 「日本における『存在と時間』の受容」秋富克哉・関口浩・的場哲朗共編『ハイデッガー『存在と時間』の現在:刊行80周年記念論集』南窓社、2007年。
  • 「田辺元と自然の問題」小川侃編『京都学派の遺産:生と死と環境』晃洋書房、2008年。
  • 「存在の出来事としての性起」秋富克哉・安部浩・古荘真敬・森一郎編『ハイデガー読本』法政大学出版局、2014年。
  • 「西田哲学とフッサールの現象学」藤田正勝編『思想間の対話:東アジアにおける哲学の受容と展開』法政大学出版局、2015年。
  • 「絶対弁証法の成立」杉村靖彦・田口茂・竹花洋佑編著『渦動する象徴:田辺哲学のダイナミズム』晃洋書房、2021年。
  • 「永遠の今」廖欽彬・伊東貴之・河合一樹・山村奨編著『東アジアにおける哲学の生成と発展:間文化の視点から』法政大学出版局、2022年。
  • 「田辺の後期哲学における歴史主義」廖欽彬・河合一樹編著『危機の時代と田辺哲学:田辺元没後60周年記念論集』法政大学出版局、2022年。

翻訳

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出典・脚注

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