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嵯峨景子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

嵯峨 景子(さが けいこ、1979年 - )は日本のフリーライター書評家。2016年時点で、明治学院大学非常勤講師、文化学園大学文化ファッション研究機構共同研究員[1]少女小説の研究をライフワークとする[2]

経歴

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1979年、北海道札幌市生まれ。お茶の水女子大学を2か月で中退後[3]放送大学教養学部卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門は歴史社会学文化研究[1]

1910年代の女性雑誌の投稿欄の分析を通して、近代日本においていかに少女文化が成立したのか、また雑誌というメディアを通じて女性表現やコミュニケーションがいかに行なわれていたのかを研究している[4]

2016年12月に彩流社から初の単著『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』が刊行され、鈴木涼美による書評で、「変遷史にありがちなうそくさい大分水嶺に頼らない、とても抑制的で手間をかけた作業[5]」とその研究姿勢が評価された。宝塚歌劇団の歴史や文化にも関心を持っており、『宝塚イズム』(青弓社)への執筆も手掛ける[6]

著書

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単著

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共著

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論文

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脚注

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  1. ^ a b 『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』彩流社、2016年12月、奥付
  2. ^ 『大人だって読みたい!少女小説ガイド』時事通信社、2020年11月、p.231<編著者紹介>
  3. ^ twitter 2011年9月24日
  4. ^ researchmap 嵯峨景子(2021年2月3日閲覧)
  5. ^ 2017年2月12日共同通信
  6. ^ 同注釈1

外部リンク

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