崎山多美
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崎山 多美(さきやま たみ、1954年11月3日 - )は、日本の小説家。本名・平良邦子。沖縄県西表島生まれ[1]。琉球大学法文学部卒。
来歴
[編集]1979年「街の日に」で新沖縄文学賞佳作、1988年「水上往還」で九州芸術祭文学賞受賞、1989年「水上往還」で第101回芥川賞候補[1]、1990年「シマ籠る」で第104回同候補[1]。2017年、『うんじゅが、ナサキ』で第4回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。
著書
[編集]- 『くりかえしがえし』砂子屋書房 1994
- 『南島小景』砂子屋書房 1996
- 『ムイアニ由来記』砂子屋書房 1999
- 『ゆらてぃくゆりてぃく』講談社 2003
- 『コトバの生まれる場所』砂子屋書房 2004
- 『月や、あらん』なんよう文庫 2012
- 『うんじゅが、ナサキ』花書院 2016
- 『クジャ幻視行』花書院 2017
脚注
[編集]- ^ a b c “基地の街で暮らす作家が問う 沖縄は豊かになったのか:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年5月7日閲覧。
参考
[編集]- 芥川賞のすべて・のようなもの - ウェイバックマシン(2010年12月12日アーカイブ分)