コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

岩屋橋停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩屋橋駅から転送)
岩屋橋停留場
3号系統赤迫行きが停車する
いわやばし
Iwayabashi
15 長崎大学 (0.3 km)
(0.3 km) 浦上車庫 17
所在地 長崎県長崎市大橋町7番9号先
北緯32度46分56.7秒 東経129度51分44.4秒 / 北緯32.782417度 東経129.862333度 / 32.782417; 129.862333 (岩屋橋停留場)
駅番号 16
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 本線(1号系統・□2号系統3号系統
キロ程 1.1km(住吉起点)
赤迫から1.4 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
2,700人/日
-2015年-
開業年月日 1950年昭和25年)9月16日
テンプレートを表示

岩屋橋停留場(いわやばしていりゅうじょう、岩屋橋電停)は、長崎県長崎市大橋町にある長崎電気軌道本線の路面電車停留場。駅番号は161号系統2号系統3号系統が停車する。

歴史

[編集]

岩屋橋停留場は1950年昭和25年)に本線の大橋停留場から住吉停留場までの区間が延伸開通したのに合わせて開業した[1][2]。当初は専用軌道区間にある停留場で、住吉方面に向かって右側を県道が並走していた[1]

年表

[編集]

構造

[編集]

岩屋橋停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが設けられている[5][6]。ホームは2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで向かい合わせに配される(相対式ホーム[5][6]。東側にあるのが長崎駅前方面行き、西側にあるのが赤迫方面行きのホーム[6]。かつてはホームに横断歩道橋が接続していたが[7]撤去され、合わせて停留場の設備も改修された[8]

軌道は隣の浦上車庫停留場との間で国道206号と別れ、専用軌道となる[7]。併用軌道から専用軌道への移行部分、および裏道への交差部(踏切)には警告灯が設置されているが、遮断機はない。

利用状況

[編集]

長崎電軌の調査によると1日の乗降客数は以下の通り。

  • 1998年 - 2,538人[7]
  • 2015年 - 2,700人[9]

周辺

[編集]

岩屋川と浦上川の合流点、さらには国道206号と県道の交差点があり、交通量が多い[8]

停留場名になっている岩屋橋は停留場の南側、岩屋川に架かる橋のことである。

隣の停留場

[編集]
長崎電気軌道
本線(1号系統・□2号系統・3号系統)
長崎大学停留場(15) - 岩屋橋停留場(16) - 浦上車庫停留場(17)

脚注

[編集]
  1. ^ a b 田栗 2005, p. 55.
  2. ^ 田栗 2005, p. 157.
  3. ^ 今尾 2009, p. 57.
  4. ^ a b 100年史, p. 199.
  5. ^ a b 100年史, p. 130.
  6. ^ a b c 川島 2013, p. 45.
  7. ^ a b c 田栗 & 宮川 2000, p. 48.
  8. ^ a b 100年史, p. 114.
  9. ^ 100年史, p. 124.

参考文献

[編集]
  • 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 12 九州沖縄、新潮社、2009年。ISBN 978-4-10-790030-2 
  • 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第5巻 長崎・佐賀エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年。ISBN 978-4-06-295161-6 
  • 田栗優一『長崎「電車」が走る街今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 4-533-05987-2 
  • 田栗優一、宮川浩一『長崎のチンチン電車』葦書房、2000年。ISBN 4-7512-0764-4 
  • 長崎電気軌道株式会社『長崎電気軌道100年史』2016年。 

関連項目

[編集]