岡田裕成
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岡田 裕成(おかだ ひろしげ、1963年 - )は、日本の西洋美術史学者、大阪大学教授。専門は初期近代スペイン・ラテンアメリカ美術。
経歴
[編集]神奈川県生まれ。大阪大学文学部美学科(西洋美術史)卒、1989年同大学院文学研究科博士前期課程(芸術学)修了。1989年から91年にスペイン学術研究高等院歴史学研究所奨学生。1992年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1992年から1994年に鳴門教育大学助手、1994年から1997年に大阪大学文学部助手、1997年から2007年に福井大学教育地域科学部助教授、2007年から2016年に大阪大学文学研究科文化表現論専攻准教授、2016年より同教授[1]。2015年、『ラテンアメリカ 越境する美術』で木村重信民族藝術学会賞を受賞[2]。2020年、「香雪美術館蔵《レパント戦闘図屏風》:主題同定と制作環境の再検討」で第32回國華賞(令和2年度)を受賞[3]。
主な著書
[編集]- 『ラテンアメリカ 越境する美術』筑摩書房 2014
編著
[編集]- 『帝国スペイン 交通する美術』三元社 2022
共著
[編集]- 『南米キリスト教美術とコロニアリズム』齋藤晃共著、名古屋大学出版会 2007
脚注
[編集]- ^ “研究者詳細 - 岡田 裕成”. www.dma.jim.osaka-u.ac.jp. 2020年10月30日閲覧。
- ^ “木村重信民族藝術学会賞”. 民族藝術学会. 2020年10月30日閲覧。
- ^ “岡田 裕成教授 第32回 國華賞(令和2年度) 受賞 — 大阪大学大学院文学研究科・文学部”. www.let.osaka-u.ac.jp. 2020年10月30日閲覧。