岡本登
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岡本 登(おかもと のぼる、1937年2月19日 - )は、日本のハンマー投選手。1950年代末から1960年代にかけて活躍、日本人選手として初めて60m台の記録を樹て、1960年ローマオリンピックと1964年東京オリンピックに出場した。
経歴
[編集]福岡県京都郡苅田町出身[1]:13。福岡県立京都高等学校を卒業後[1]:13、福岡大学に進む。
1958年(昭和33年)5月18日、九州学生陸上競技大会において、日本新記録(58m85)で優勝[1]:3。9月4日には、日米交歓陸上競技横浜大会で60.0mを記録、これは日本人初の60m台であり、自己の持つ日本新記録を塗り替えた[1]:3。1959年(昭和34年)、福岡大学を卒業し旭化成に入社。
1960年ローマオリンピックと1964年東京オリンピックに出場した[2]。 福岡大学出身者として初のオリンピック選手である[1]:2
1962年アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)に出場し、ハンマー投で金メダルを獲得した[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 柿山哲治「福岡大学初のオリンピアン 岡本登の競技成績 : ヨミダス歴史館(読売新聞記事検索)からの検証」『福岡大学スポーツ科学研究』第50巻1・2、2020年、2021年7月28日閲覧。
- ^ “岡本登”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月14日閲覧。
- ^ “Asian Games”. gbrathletics. 2024年2月24日閲覧。