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山縣美季

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山縣 美季(やまがた みき、Miki Yamagata、2002年3月11日 - )は、日本のピアニスト神奈川県出身。

経歴

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神奈川県鎌倉市出身。4歳からピアノを習い始めた。幼稚園での習い事として、母から「ピアノか体操のどちらかやってみない?」と聞かれたのがきっかけ[1]

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学宗次德二特待奨学生として東京藝術大学卒業、2024年現在は同大学院の修士課程に在籍する一方、パリ国立高等音楽・舞踊学校第二課程(日本の修士課程に相当)に留学している。

日本では東誠三、日比谷友妃子に師事。シャネル・ピグマリオン・デイズ2022参加アーティスト[2]。2022年度・2023年度ロームミュージックファンデーション奨学生[3]

受賞歴

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人物

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ショパンシューベルトフランクフォーレを主要なレパートリーとしている。シャネル・ピグマリオンデイズでは、2022年に開催した5回のリサイタル全てにシューベルトの曲目を含めていた[11]。フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」は2020年のピティナ特級二次予選[12]を含め、何度か演奏されている。

趣味は2匹の飼い猫(サイベリアン)と遊ぶこと、おいしい物を食べること[13]。愛猫と遊ぶ様子は、自身のInstagramアカウントより発信されている。

雑誌「月刊Piano」で、2024年8月号より「音のある景色」を連載中。

脚注

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  1. ^ Special interview 山縣 美季さん(前編) – 「やると決めたらやる」信念の強さ | スタッフのひとりごと - りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館”. りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館. 2024年11月24日閲覧。
  2. ^ シャネル・ピグマリオン・デイズ 2022 参加アーティスト決定”. 2024年11月24日閲覧。
  3. ^ 山縣 美季 | 若い音楽家たちの活躍”. www.rmf.or.jp. 2024年11月24日閲覧。
  4. ^ 2017年度|コンペティション”. compe.piano.or.jp. 2024年11月24日閲覧。
  5. ^ 第2回ノアンピアノコンクールのA部門A1の部(専門系、15才以上17才以下)は、山縣美季(東京芸大付属高2年)がクラス優勝”. 文化的な日々 (2018年5月8日). 2024年11月24日閲覧。
  6. ^ ユースピアノ部門本選 県知事賞に山縣さん | カルチャー”. カナロコ by 神奈川新聞. 2024年11月24日閲覧。
  7. ^ ピアノ部門本選 山縣さんが第1位 | カルチャー”. カナロコ by 神奈川新聞. 2024年11月24日閲覧。
  8. ^ bipcaoffice. “第4回BIPCA:D部門本選会審査結果 - ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジア”. 2024年11月24日閲覧。
  9. ^ 特級|コンペティション”. compe.piano.or.jp. 2024年11月24日閲覧。
  10. ^ 第81〜90回 | 日本音楽コンクール”. oncon.mainichi-classic.net. 2024年11月24日閲覧。
  11. ^ シャネル・ピグマリオン・デイズ 2022 山縣 美季 インタビュー”. 2024年11月24日閲覧。
  12. ^ ピティナ ピアノチャンネル PTNA (2020-08-06), 2020ピティナ特級二次 フランク:プレリュード、コラールとフーガ,M.21  pf. 山縣 美季:Yamagata, Miki, https://www.youtube.com/watch?v=9a3D6iPcdx4 2024年11月24日閲覧。 
  13. ^ 自分を成長させてくれるモーツァルトと、暗く心の痛みが潜み、ある瞬間にパッと光が差し込んでくるシマノフスキで自分の心を表現したいのです。”. Pianist Lounge (ピアニスト・ラウンジ) (2022年9月27日). 2024年11月24日閲覧。

外部リンク

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