山田良水
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山田 良水(やまだ よしみ、1862年1月14日(文久元年12月15日) - 1928年1月3日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
履歴
[編集]文久元年12月、高知城下大川筋に土佐藩士・山田嘉周の次男として生まれた。1886年(明治19年)6月、陸軍士官学校(旧8期)を卒業し、歩兵少尉任官。1891年(明治24年)11月、陸軍大学校に入学したが、日清戦争出征のため中退。戦後に復校し、1896年(明治29年)3月、陸大(10期)を卒業した。
日露戦争には第11師団参謀として出征し、歩兵第19連隊長に転じ旅順攻囲戦、奉天会戦に参加。
1907年(明治40年)5月、歩兵第44連隊長に就任し、同年11月、歩兵大佐に昇進。1912年(大正元年)11月、陸軍少将に進級し歩兵第35旅団長に着任。1913年(大正2年)9月、歩兵第24旅団長に転じ、第一次世界大戦の青島の戦いに出征した。1917年(大正6年)8月、陸軍中将に進むと同時に待命となり、同年12月、予備役編入となった。
栄典
[編集]- 位階
- 1886年(明治19年)11月27日 - 正八位[1]
- 1892年(明治25年)1月27日 - 従七位[2]
- 1907年(明治40年)12月27日 - 従五位[3]
- 1917年(大正6年)12月28日 - 従四位[4]
- 勲章等
脚注
[編集]参考資料
[編集]- 『高知県人名事典』高知市民図書館、1970年。
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。