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山田悦子 (社会運動家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまだ えつこ

山田 悦子
生誕 沢崎 悦子
1951年(72 - 73歳)
日本の旗 日本富山県
出身校 徳島女子短期大学保育科卒業
職業 社会運動家
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山田 悦子(やまだ えつこ、旧姓:沢崎、1951年昭和26年) - )は、日本社会運動家徳島女子短期大学卒業。富山県出身。

1974年昭和49年)の甲山事件の冤罪被害者として知られる。

経歴

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富山県出身。愛媛県新居浜市育ち。新居浜市立泉川小学校新居浜市立泉川中学校を経て新居浜市立商業高等学校(現:愛媛県立新居浜商業高等学校)を卒業。1972年昭和47年)に徳島女子短期大学保育科(現:徳島文理大学短期大学部)を卒業し、同年に兵庫県西宮市の甲山福祉センター甲山学園に保母として就職する[1]

1974年(昭和49年)3月17日に甲山学園の園児である女児2人が殺害された甲山事件の犯人として同年4月7日に逮捕され、その後、証拠不十分で不起訴となり釈放[2]1999年(平成11年)9月に大阪高裁で三度目の無罪判決が確定する[2]

2001年平成13年)に法曹関係者を集めた講演会を開き、その後は龍谷大学などで講演会を行い、冤罪についての社会運動に尽力した[2][3]

著書

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  • 『甲山事件 えん罪のつくられ方』(2008年上野勝、現代人文社)

脚注

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