コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

山洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社山洋
Sanyo Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
584-0022
大阪府富田林市中野町東2丁目2-6
北緯34度30分42.0秒 東経135度36分52.2秒 / 北緯34.511667度 東経135.614500度 / 34.511667; 135.614500座標: 北緯34度30分42.0秒 東経135度36分52.2秒 / 北緯34.511667度 東経135.614500度 / 34.511667; 135.614500
設立 1980年5月
業種 その他製品
法人番号 8120101030876
事業内容 綿棒・綿球の製造、販売
代表者
  • 中谷洋(代表取締役会長)
  • 日比努(代表取締役社長)
資本金 6,000万円
従業員数 140人
決算期 2月末
主要子会社
  • 株式会社クリーンクロス
  • SANYO VIETNAM
  • 株式会社サンテック
外部リンク www.sa-n-yo.co.jp
テンプレートを表示

株式会社山洋(さんよう、: Sanyo Corporation)は、大阪府富田林市に本社を置く綿棒メーカーである。

一般用・工業用・化粧用・医療用・綿球など商品がある。一般用綿棒「こだわり綿棒シリーズ」のブランドで知られる。

また、工業用綿棒「HUBY」は世界的なブランドとしても知られている。

社団法人日本衛生材料工業連合会の会員企業である。

経営理念は「山洋を通してより多くの人が喜び合える企業にしよう」で、品質方針は「お客様に喜んでいただける製品づくりに、一人ひとりが誇りと自信と責任を持って果たすこと」である。

概要

[編集]

日本を代表する綿棒メーカーで、一般用綿棒の市場の約4割[1]を占め、生産本数は年間約60億本[2]

2008年からは世界進出の一環として、ベトナムにも工場を設立し、日本と同じ機械・技術・検査体制を用いて生産を行っている。

沿革

[編集]
  • 1967年昭和42年) - 「山洋工業所」を創業(中谷洋が社長に就任)。
  • 1973年(昭和48年) - 「綿球」発売。
  • 1975年(昭和50年) - 「6インチ木軸綿棒」、「耳かき付綿棒」 発売。
  • 1980年(昭和55年) - 個人より法人に改組「株式会社山洋」設立。「細軸綿棒」発売。
  • 1981年(昭和56年) - 「筆先型綿棒」発売。
  • 1982年(昭和57年) - 新工場完成に伴い、現在の地(富田林市中野町)に移転。
  • 1983年(昭和58年) - 「丸筒入り綿棒」発売。
  • 1985年(昭和60年) - 「綿棒25本リーフパック」発売。
  • 1986年(昭和61年) - 本社工場拡張。「丸筒入りシャワー綿棒」発売。理念を制定。
  • 1992年平成4年) - 「HUBY」、「夢幸棒」発売。
  • 1994年(平成6年) - 地球にやさしいボックス容器「エコ綿棒」「エコ綿棒詰替用」、「抗菌綿棒(キトサン・青森ヒバ)」発売。
  • 1995年(平成7年) - 東京オフィス(埼玉県さいたま市)開設。「Santec 綿棒シリーズ」発売。
  • 1996年(平成8年) - 「夢幸棒シリーズ」、「滅菌1本包装綿棒」発売。
  • 1997年(平成9年) - 「HUBY-COTIX」発売。
  • 1998年(平成10年) - 「国産良品」発売。
  • 1999年(平成11年) - 「ウエット型」「オイル型」発売。
  • 2000年(平成12年) - 「花めんぼうシリーズ」発売。
  • 2001年(平成13年)
    • 「国産良品」リニューアル発売(2代目)。
    • 9月 - 「品質方針」の制定。
  • 2002年(平成14年) - 「San TIPS シリーズ」、「クレンジング綿棒」、「HUBY-COTIX のど用」発売。
  • 2003年(平成15年) - 「黒炭綿棒」発売。
  • 2004年(平成16年) - 「合格祈願綿棒」、「大阪弁おみくじ綿棒」発売、「HUBY MB シリーズ」発売。
  • 2007年(平成19年) - 「国産良品」リニューアル発売。〜大阪でつくった綿棒〜(3代目)、「HUBY-APEX シリーズ」発売。
  • 2008年(平成20年)
    • 「国産良品 黒耳カキ綿」、「東北弁綿棒」発売。
    • 6月 - 「SANYO VIETNAM CO.,LTD.」設立。
  • 2009年(平成21年)
    • 「おしゃれ!エチケット綿棒」、「満足綿棒」発売。
    • 11月 - 「山洋環境方針」設定。
  • 2010年(平成22年) - 「VC綿棒」発売。
  • 2011年(平成23年)
    • 「スゴふわっ綿棒」、「ワンプッシュ容器綿棒」発売。
    • 12月 - 東京オフィス移転(千代田区内神田)。
  • 2012年(平成24年) - 「クセになる綿棒 ズドーン、シャキーン、ドキューン」、「こだわり綿棒」、「黒粘着綿棒」発売。
  • 2013年(平成25年) - 「VC綿棒(白・黒)シリーズ」発売。
  • 2014年(平成26年) - 「カラー綿棒 CHAO! シリーズ」、「うさ・くまベビー綿棒」発売。
  • 2015年(平成27年) - 「こだわり綿棒シリーズ」発売。
  • 2016年(平成28年) - 「こだわり綿棒1本包装」発売。
  • 2017年(平成29年) - 「Dr.HUBY micro 3mm 医療用綿棒」、「360°耳かき風綿棒」発売。
  • 2018年(平成30年) - 中谷洋代表取締役が代表取締役会長に就任、日比努副社長が代表取締役社長に就任。

会社ロゴ

[編集]

赤、緑、青からなるブランドマークには、「山のように高く、海のように深く」という思いが込められている。

主な拠点

[編集]
  • 事業所
    • 本社
    • 東京オフィス
  • グループ企業
    • 株式会社クリーンクロス
    • SANYO VIETNAM CO.,LTD.
    • 株式会社サンテック

脚注

[編集]
  1. ^ インテージ:SRI雑貨綿棒市場(一般用綿棒)金額シェア2016年度(2016.04 - 2017.03)
  2. ^ 2017年3月 - 2018年2月迄国内工場、SVN(山洋ベトナム)合算分の生産本数

外部リンク

[編集]