山崎功
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山崎 功(やまざき いさお、1907年2月25日 - 1983年6月3日[1])は、日本のジャーナリスト、イタリア研究者、翻訳家。
生涯
[編集]石川県金沢市生まれ。1927年東京外国語学校イタリア語科卒後、読売新聞社に入る。ローマ特派員、1942年ローマ大学政治学部卒。欧米部次長、論説委員[2]。
著書
[編集]- 『ローマ転落の賦 戦時及戦後イタリア』(蒼穹社) 1948
- 『世界の明暗を追うて 移動特派員の手帖』(筑摩書房) 1953
- 『現代イタリア史 ファシズムを通じてみた』(岩波新書) 1955
- 『イタリア社会運動史』(淡路書房新社) 1957
- 『イタリア民主主義の研究 労働運動と変革の論理』(合同出版社) 1959
- 『反ファシズム抗争 イタリアにおける構造的改良の展開』(合同出版社) 1961
- 『民主主義における社会主義への前進』(合同出版社) 1963
- 『イタリアという国』(岩波新書) 1964
- 『パルミーロ・トリアッティ その生涯と業績』(合同出版) 1965
- 『アントニオ・グラムシ その生涯と時代』(岩波書店) 1966
- 『遠き草笛 山崎功詩集』(西川一郎) 1968
- 『イタリア労働運動史』(青木書店) 1970
- 『ファシズム体制 イタリア・ファッシズムの歴史と特質』(御茶の水書房) 1972
- 『ルネサンス』(読売新聞社、読売選書) 1974
- 『統一戦線の理論 イタリアの道』(青木書店) 1976
- 『イタリア人』(講談社現代新書) 1979
- 『エンリーコ・ベルリングェール 頑強なサルデーニャ人』(読売新聞社) 1980
- 『わが回想 イタリアとの六十年』(山崎功先生を励ます会編、同時代社) 1983
翻訳
[編集]- 『統一戦線の諸問題 他』(トリアッティ、大月書店、国民文庫) 1975
- 『イタリア共産党との対話』(ジョルジョ・ナポリターノ, エリック・J・ホブズボーム、岩波新書) 1976
- 『スムルコフスキー回想録 わたしは屈服しない』(ヨゼフ・スムルコフスキー、読売新聞社) 1976
- 『世界短編名作選 イタリア編』(大久保昭男, 高橋勝之共編集、新日本出版社) 1977
- 『新版トリアッティ選集』全2巻(監修、トリアッティ選集刊行委員会編、合同出版) 1980
- 『反ファシズム抵抗運動』(ジョルジョ・アメンドラ、諏訪羚子共訳、合同出版) 1983
伝記
[編集]- 『回想の山崎功』(伊東明美) 1984