山口高平
山口 高平 | |
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生誕 | 1957年1月3日(67歳) |
国籍 | 日本 |
教育 |
大阪大学工学部卒業 大阪大学大学院工学研究科修了 |
業績 | |
所属機関 |
大阪大学(1984年 - 1988年) 静岡大学(1989年 - 2003年) 南カリフォルニア大学 (1996年 - 1997年) 慶應義塾大学(2004年 -) 神奈川大学(2023年 -) |
山口 高平(やまぐち たかひら、1957年1月3日 - )は、日本の工学者、大学教授、工学博士。専門分野は、人工知能、知識工学、セマンティックWeb、オントロジー、知能ソフトウェア工学、機械学習、データマイニング、ビジネスルールマネジメントシステム、知識マネジメント、AIロボット。
略歴
[編集]学歴
[編集]- 1975年3月 大阪府立四條畷高等学校卒業
- 1979年3月 大阪大学工学部通信工学科卒業
- 1981年3月 大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻前期博士課程修了
- 1984年3月 大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻後期博士課程修了 工学博士 論文の題は「述語論理型処理システムの高速化に関する研究 」[2]
職歴
[編集]- 1984年4月 大阪大学産業科学研究所電子機器部門助手
- 1989年4月 静岡大学工学部情報知識工学科助教授
- 1994年10月 静岡大学工学部知能情報工学科助教授
- 1995年10月 静岡大学情報学部情報科学科助教授
- 1996年3月 南カリフォルニア大学情報科学研究所客員研究員
- 1997年4月 静岡大学情報学部情報科学科教授
- 2004年4月(〜2022年3月) 慶應義塾大学理工学部管理工学科教授
- 2017年4月(~現在)放送大学客員教授
- 2022年3月 慶應義塾大学名誉教授
- 2022年4月 慶應義塾大学・新川崎タウンキャンパス 共同研究員
- 2023年4月(~現在) 神奈川大学情報学部システム数理学科教授[1]
学会活動
[編集]- 人工知能学会:フェロー(2024), 顧問(2014-2022),会長(2012-2014),副会長(2010-2012),理事(2004-2006, 2008-2010),編集委員長(2008-2010),副編集委員長(2006-2008),企画委員長(2004-2006),評議員(1992-1994, 1997-1999, 2002-2004),編集委員(1996-2000, 2004-2006),知識ベースシステム研究会主査(1998-2000)幹事(1991-1994),セマンティックウェブとオントロジー研究会委員長(2004-2006)副委員長(2002-2004)
- 電子情報通信学会:フェロー(2022), シニア委員(2021), 論文査読委員(1989-),知能ソフトウェア工学研究会,委員長(2006-2008),副委員長(2004-2006),幹事(1994-1996),専門委員(1997-),
- 情報処理学会:フェロー(2023)、シニア委員(2022), 人工知能研究会運営委員(199l-1995),ソフトウェア工学研究会運営委員(1999-2003),情報システムと社会環境研究会運営委員(2004-2008)
- 情報システム学会:名誉会長(2022-), 会長(2019-2022)理事(2007-2012),編集委員長(2008-2012),
- 日本認知科学会正員(1988-2021)
- 日本知能情報ファジィ学会正員(1990-2021)
- アメリカ人工知能学会 member(1989-2021)
- Association for Computing Machinery member(1991-2021)
- IEEE Computer Society member(1991-2021)
著書
[編集]- 人工知能学事典,第16章AI応用ナレッジマネジメント担当 (田中穂積編集、インタフェースの科学、共立出版、1987)
- AI辞典,小項目(浅い推論,深い推論)担当 (編者:土屋俊,中島秀之,中川裕志,橋田浩一,松原仁)、pp.338-340、UPU、1988)
- 人工知能入門講座NO.1:AIのコンセプト (手塚慶一,馬場口登,北橋,塩野充,山口高平、工学研究社、1989)
- 人工知能入門講座NO.3:エキスパートシステム (手塚慶一,岩下安男,川崎洋輝,倉島秀樹,山口高平、工学研究社、1989)
- 知的コンピュータシステム事典Ⅰ編,2章,2.2.5(深い推論)担当 (編者:渡邊茂、1990)
- コンピュータソフトウェア辞典,J-XIエキスパートシステム,3高次化技術担当 (編者:廣瀬健,高橋延匡,土居範久、丸善、pp.893-895、1990)
- 知能化技術と意思決定支援システム (戸田光彦,山口高平,新谷虎松、計測自動制御学会学術図書、l994) [3]
- ソフトコンピューティング用語集,小項目,深い知識担当 (日本ファジィ学会編、朝倉書店、1996)
- Ⅳ-10法律概念の階層構造を構築支援するシステム、山口高平(分担執筆)、pp.370-379、法律人工知能(吉野一編集)、創世社、2000) [4]
- 認知科学事典,小項目,深い知識担当 (日本認知科学会編、共立出版、2002)
- インターネットの知的情報技術・応用偏「eビジネスの理論と応用」 (菅坂玉美,横尾真,寺野孝雄,山口高平、東京電機大学出版社、2003)
- S.Tsumoto, T.Yamaguchi, M.Numao and H.Motoda (Eds.): Active Mining, LNCS3430, Springer (2005) [5]
- 人工知能学事典,第16章AI応用ナレッジマネジメント担当 (田中穂積編集、共立出版、2005)
- E.Tyugu and T.Yamaguchi: Knowledge-Based Software Engineering, 7th Joint Conference on Knowledge-Based Software Engineering, Frontiers in Artificial Intelligence and Applications, Vol.140, 352pp., IOS Press (2006) [6]
- データマイニングの基礎 (元田浩,山口高平,津本周作,沼尾正行、情報処理学会IT Textシリーズ、オーム社、2006) [7]
- T.Yamaguchi: Practical Aspects of Knowledge Management, 7th International Conference on Practical Aspects of Knowledge Management, LNAI5345, Springer (2008) [8]
- 情報システム学へのいざない―人間活動と情報技術の調和を求めて―改訂版 (浦昭二,細野公男,神沼靖子,宮川裕之,山口高平,石井信明,飯島正、pp.242、培風館、2008) [9]
- オントロジーの普及と応用,第3章オントロジー学習の現状と動向,來村徳信 (著), 人工知能学会 (編集) (2012) [10]
- 人工知能とは(人工知能学会監修、松尾豊編著、共著 中島秀之・西田 豊明・溝口 理一郎・長尾 真・堀 浩一・浅田 稔・松原 仁・武田 英明・池上 高志・山口 高平・山川 宏・栗原 聡、近代科学社、2016)[11]
- 山口高平,中谷多哉子:AIシステムと人・社会との関係, 放送大学教育振興会 (2020) [12]
- 山口高平:AIプロデューサー ~人とAIの連携~,近代科学社 (2022) [13]
脚注
[編集]2. https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/725/06459_%E8%AB%96%E6%96%87.pdf
3. https://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339083538/
4. https://www.books-sosei.com/book/4043x.html
5. https://link.springer.com/chapter/10.1007/11423270_1
7. https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784274203480
8. https://link.springer.com/book/10.1007/978-3-540-89447-6
9. https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784563015770
10. https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274211997/
11. https://www.kindaikagaku.co.jp/book_list/detail/9784764904897/
12. https://ua-book.shop-pro.jp/?pid=159284795
13. https://www.kindaikagaku.co.jp/book_list/detail/9784764960435/