コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

山口県立下関武道館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山口県立下関武道館
施設情報
用途 武道を中心とした屋内競技の実施
収容人数 1,036人(大道場)
149人(相撲場)ほか
設計者 梓設計
施工 松尾建設・鴻池組・安成工務店JV
建築主 山口県
事業主体 (株)下関コミュニティスポーツ
管理運営 下関市
構造形式 RC造(一部S造
敷地面積 11,500 m2
建築面積 7,813.5 m2
延床面積 10,923 m2
階数 地上2階
着工 2009年7月14日(事業契約日)
竣工 2011年7月21日
所在地 759-6613
山口県下関市大字冨任字小迫198-17(下関北運動公園内)
位置 北緯34度01分5.9秒 東経130度56分10.5秒 / 北緯34.018306度 東経130.936250度 / 34.018306; 130.936250 (山口県立下関武道館)座標: 北緯34度01分5.9秒 東経130度56分10.5秒 / 北緯34.018306度 東経130.936250度 / 34.018306; 130.936250 (山口県立下関武道館)
テンプレートを表示

山口県立下関武道館(やまぐちけんりつしものせきぶどうかん)は山口県下関市下関北運動公園内に位置する県立の総合武道館

概要

[編集]

山口県スポーツ交流まちづくり拠点施設条例(平成17年山口県条例第49号)により設置された、下関地域における「武道」をシンボルとした交流拠点施設である。施設のある下関北運動公園は下関市が所管する運動公園であるが、下関市が指定管理者として管理権を受託し、山口県立下関武道館の管理に関する規則(平成23年下関市規則第63号)に基づき運営を行っている。

山口県立の公共施設としては初めてPFIの手法により整備された施設で、民間事業者が建設し、完成時に所有権を県に移管した上で維持管理を行うBTO方式を採用している。整備事業(下関地域総合武道館(仮称)整備等事業)には東亜建設工業グループ(東亜建設工業、巴コーポレーション、古田建設、内外美装、大建設計)と九電工グループ(九電工、松尾建設、鴻池組日本管財梓設計、安成工務店)の2グループが参加し、審査の結果総合評価点が2者同点となったが、性能評価点の高い九電工グループが最優秀提案として選定され[1]、九電工グループが設立した特別目的会社 (SPC) である株式会社下関コミュニティスポーツと事業契約を締結し、整備が行われた[2]

施設は2011年平成23年)7月21日にオープンし、同年開催のおいでませ! 山口国体では剣道競技の会場として使用された。

施設概要

[編集]
大道場
約1,824㎡のフロアを持つ道場で、剣道柔道空手道なぎなたの公式競技面6面を確保することが出来るほか、ハンドボール(公式1面)、バスケットボール(公式2面)、バレーボール(公式2面)、バドミントン(公式10面)、卓球(公式12面)等にも対応する。
固定席1,030席、車椅子6席の観客席を有する。
柔道場
約640㎡のフロアに柔道公式2面が確保可能な畳敷きの道場。固定席128席、車椅子6席の観客席を有する。
剣道場
約667㎡のフロアに剣道・空手道・なぎなたの公式2面が確保可能な板張りの道場。固定席130席、車椅子6席の観客席を有する。
弓道場(近的)
公式1面、距離28mの12人立が可能な近的用の全天候型弓道場。固定席112席、車椅子4席の観客席を有する。
相撲場
414㎡のフロア内に盛土俵を備えた屋内相撲場。固定席114席、車椅子5席の観客席を有する。
トレーニングルーム、その他諸室

アクセス

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 落札者の決定について (PDF) - 山口県総合政策部スポーツ・文化局スポーツ推進課 2008年12月3日公表
  2. ^ 下関地域総合武道館(仮称)整備等事業に関するお知らせ”. 山口県総合政策部スポーツ・文化局スポーツ推進課 (2012年4月12日). 2020年11月1日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]