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山口尚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山口 尚(やまぐち しょう、1978年 - )は形而上学心の哲学宗教哲学を専門とする日本の哲学者。

略歴

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  •  京都大学総合人間学部卒業
  •  京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了[1]
  •  大阪工業大学講師(2006-)
  •  京都大学講師(2011, 2013-)

著作

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著書

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  • 『クオリアの哲学と知識論証:メアリーが知ったこと』春秋社、2012年
  • 『幸福と人生の意味の哲学:なぜ私たちは生きていかねばならないのか』トランスビュー、2019年
  • 『哲学トレーニングブック:考えることが自由に至るために』平凡社、2020年

主論文

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など

エッセイなど

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発表や書評など

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主な発表

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  • “Freedom and the Past: A Consideration of the Consequence Argument,” The 'Frontier of Philosophy of Time' Conference, Kyoto University, Kyoto (December 2013)
  • 「自由意志の現在――E・J・ロウの新しいリバタリアニズムの検討」(with 海田大輔、高崎将平)科学基礎論学会、秋の研究例会、東京大学、2013年11月
  • “Moral Responsibility, Alternative Possibilities and Decision: A Critical Examination of Buffer Cases,” The Korean Society for Analytic Philosophy, 2013 Summer Conference, Seoul National University, Seoul (August 2013)
  • 「自由意志の現在――ストローソンの「反応的態度」再考」(with 海田大輔、岡村太郎、梶本尚敏)科学基礎論学会、総会、大阪大学、2013年6月
  • 「自由意志の現在(1)――「他行為可能性」の形而上学と倫理学」(with 海田大輔、佐々木拓)応用哲学会、第5回、南山大学、2013年4月
  • Mary, Mary, Quite Contrary to Common Sense――金杉武司氏・鈴木生郎氏への応答」 京都現代哲学コロキアム、第4回、キャンパスプラザ京都、2012年12月
  • 「メアリーの事例・物理主義・美的性質――『クオリアの哲学と知識論証』を読みながら」 「分析哲学と芸術」研究会、立命館大学、2012年12月
  • “Perception and Modal Realism,” Conference of Contemporary Philosophy in East Asia, Academia Sinica, Taipei (September 2012)
  • 「「血のつながりはないが実の子」という表現の創造へ――プラグマティズムと応用倫理」応用哲学会、第4回、千葉大学、2012年4月
  • 「もはや信念帰属文は使用できない――クリプキの「信念のパズル」の帰結」京都科学哲学コロキアム、2011年12月
  • 「自然法則が存在しないことについて」科学哲学会、日本大学、第44回、2011年11月
  • “Dispositions and Free Will,” Japan Association for Philosophy of Science, Nihon University, Tokyo (November 2011)
  • 「愛するひとの死にどう向き合うか」宗教倫理学会、龍谷大学アバンティ響都ホール、第12回、2011年10月
  • 「極大的に完全な神へ――ユウジン・ナガサワによるアンセルムス的神学の擁護――」関西哲学会、龍谷大学、第64回、2011年10月
  • 「スピノザか、ルイスか、それとも?――世界の偶然性に対する「究極的説明」」応用哲学会、臨時大会、京都大学、2011年9月
  • メアリー・神秘主義・単純性の神話―意識に現前する《色》の物理主義的説明」南山大学哲学セミナー「意識の哲学の最前線(2)」、南山大学、2011年6月 
  • 「アナーキズムの重要性」 応用哲学会、千葉大学、2011年4月
  • 「錯覚あるいは幻覚を説明するための存在論的道具立て」、科研費研究「現代的な知覚研究のための哲学的基礎づけとその体系化」(柏端達也代表、研究課題番号:22520012)の研究会、2010年12月
  • 「宿命論の擁護」 科学哲学会、大阪市立大学、第43回、2010年11月
  • 「神・命令・自律―神の命令倫理学の可能性と限界」 宗教倫理学会、キャンパスプラザ京都、第11回、2010年10月
  • The Emergentists should be Modal Realists if they aren’t Mysterians,” Conference on Metaphysics of Properties and Mind, University of Melbourne, Australia (September 2010)
  • 「曖昧だが正しい表象――タイの「純粋な青のパズル」をめぐって」 応用哲学会、第2回、北海道大学、2010年4月
  • 「知識論証と現象的知識――ニダ-リューメリンの「マリアンナの事例」をめぐって」 応用哲学会、冬季大会、京都大学、2010年2月
  • 「現象概念と物理主義―知識論証に対するタイプB物理主義の応答の不十分さ」 日本科学哲学会、高千穂大学、第42回、2009年11月
  • “Jackson’s Knowledge Argument and Representationalism,” Australasian Association of Philosophy Conference, Melbourne, Australia (July 2009)
  • 「モデルと実在」(with 太田紘史、君嶋泰明、三木健、渡辺一弘) 応用哲学会、第1回、京都大学、2009年4月
  • 「因果のヒューム主義的分析の展望」 科学基礎論学会、慶応義塾大学、2008年11月
  • 「物理主義・経験・知識――知識論証とデイヴィド・ルイスの能力分析――」、関西哲学会、徳島大学、2007年10月
  • “Scepticism, Knowledge and Context,” ANU-Sydney-Kyoto Probability WOrkshop, Sydney (June 2007)
  • 「他性と媒介―京都学派とフランス哲学―」(with 伊原木大祐、片柳榮一、川口茂雄、佐藤啓介、松丸壽雄)宗教学会、東北大学、2006年9月

主な書評

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主な翻訳

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その他

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  • 「ポジティヴ・パワフル・人生哲学・ラブストーリー 映画『ラン・ローラ・ラン』をみて」『バベルの図書館』(京都大学人・環総人図書館館報)、13号(2002) pp. 19-20

脚注

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  1. ^ 山口尚『物理主義とクオリア : ジャクソンの知識論証に対するひとつの応答』京都大学〈博士(人間・環境学) 甲第15454号〉、2010年。hdl:2433/120420NAID 500000503731https://hdl.handle.net/2433/120420 

外部リンク

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